出版社内容情報
それぞれの企業で新たな価値の創出に携わってきた経営者たちの“心に刺さる”言葉を紡ぎ合わせたストーリー世界で戦う技術系企業経営の心得がストーリーで分かる
コマツ、富士フイルム、東レ、コニカミノルタ、パナソニック、オムロン、味の素、ホンダ。いずれも日本を代表する企業であり、技術を生み出し、磨いて、顧客に新たな価値を提供することで成長してきました。そうした企業の活動を技術面からけん引するのがCTO(最高技術責任者)です。
企業が、新しい価値を作り出し、継続して成長するためには、技術を研究・開発するだけでは足りません。顧客でさえ気がついていないニーズを見つけるといったことも必要になります。その他にも、解決しなければならない課題が山積みです。
本書では、それぞれの企業で新たな価値の創出に携わってきた経営者たちの“心に刺さる”言葉を紡ぎ合わせて一つのストーリーにしました。
巻末には、コマツ野路会長、富士フイルム戸田副社長を含めた8名のインタビューを掲載しています。
経営者の危機感
ほらを吹け
顧客の言うことは聞かない
理系と文系に分けない
「やれそう」「やるべき」「やりたい」
虎の子の技術
逆T字型
知っている人は知っている
最初の顧客が鍵
失敗率90%
それを失敗とは言わない
上司は自分
時代の流れを感じる
リーダーは七転び八起き
≪経営者インタビュー≫
CTOの役割「研究開発本部長とは違う」 :コマツ 野路國夫会長
「事業転換」成功の秘訣:富士フイルム 戸田雄三CTO
日本流イノベーションの極意は「超継続」:東レ 阿部晃一CTO
自ら辺境作って革新:コニカミノルタ 松?正年取締役会議長
IoT、日本の勝機は「T」にあり:パナソニック 宮部義幸CTO
技術先行でなく顧客ニーズ起点、100事業展開のオムロン:宮田喜一郎CTO
オープンイノベーションが不可欠な時代:味の素 尾道一哉常務
イノベーションに理論は通じない:中央大学院 フェロー 小林三郎氏
日経BP総研 クリーンテック研究所[ニッケイビーピーソウケン クリーンテックケンキュウジョ]
ドリームインキュベータ[ドリームインキュベータ]
目次
経営者の危機感
ほらを吹け
顧客の言うことは聞かない
理系と文系に分けない
「やれそう」「やるべき」「やりたい」
虎の子の技術
逆T字型
知っている人は知っている
最初の顧客が鍵
失敗率90%
それを失敗とは言わない
上司は自分
時代の流れを感じる
リーダーは七転び八起き