ユニバーサルデザインの教科書 (第3版)

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ユニバーサルデザインの教科書 (第3版)

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  • サイズ B5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822235017
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C0034

出版社内容情報

『超高齢化社会を迎えるモノづくり・ブランドづくりのヒントが満載!』



本書は、ユニバーサルデザインをビジネスとして取り組む方々に、

ノウハウやテクニックを実践的に解説する書籍です。

ユニバーサルデザインを理解するための初歩の知識から、

PPP(Product Performance Program)と呼ばれる実践手法の紹介と活用方法、

さらに実際のモノづくりの現場でユニバーサルデザインを意識し取り入れるための

考え方やワークフローなどを、項目ごとに見開き単位でコンパクトにまとめました。





本書は「基礎編」、「実践編」、「応用編」の3編から成っております。



「基礎編:胃腸薬を確かめてみよう」では、ユニバーサルデザインを実践する上で重要な、

観察と“気付き”を実際に作業シークエンスを追いながら解説します。



「実践編:PPPの全貌」では、全55項目のPPPを1項目ずつ丁寧に解説し、

ユニバーサルデザイン実践の考え方を身に付けていただきます。



「応用編:商品開発への応用」では、モノづくりやサービス提供の実務に則した

ユニバーサルデザインの活用方法を研究します。





単なる解説書ではなく、企業やもちろん公共団体などの仕事に直結するように編集している点が特徴です。

デザイナーをはじめ、モノ作りや公共サービスに携わるすべてのプロフェッショナルの方々の

お側に置いて、お役立ていただける1冊です。

【資料編】



【基礎編】 胃腸薬を確かめてみよう

[Part1] UDは観察から始まる

[Part2] 実験して自分で確かめてみよう

[Part3] 理想的なパッケージを考える

[Part4] UDで重要なこと

[Part5] UDとPPP



【実践編】 PPPの全貌

[Part1] 原則1■誰もが公平に使える

[Part2] 原則2■さまざまな使い方ができる

[Part3] 原則3■使い方が簡単で、明解に理解できる

[Part4] 原則4■複数の感覚器官を通して情報が理解できる

[Part5] 原則5■誤った使い方をしても事故を起こさず、現状復帰できる

[Part6] 原則6■なるべく少ない身体的負担で使用できる

[Part7] 原則7■使いやすい大きさや広さが確保されている

[Part8] 付則1■長く使えて、経済的である

[Part9] 付則2■品質が優れていて、かつ美しい

[Part10] 付則3■人体や環境にやさしい

[Part11] PPPの利用法



■使い手を理解する

[実技1] バリフィケーション

[実技2] プロファイリング

[実技3] ディープインタビュー

[実技4] ユーザーマイニング



【応用編】 商品開発での使い方

[Part1] PPP カスタマイズ

[Part2] 企業とUD

[Part3] UD商品開発

[Part4] UDの調査と評価

[Part5] UDのプロセス

[Part6] UDと企業ブランド

[Part7] UDの未来

内容説明

UDをすぐに実践できる「チェックシート」付き。使いやすさの検証や実験の手法を優しく解説。UDで革新を起こすためのノウハウを一挙公開。

目次

資料編
基礎編 胃腸薬を確かめてみよう(UDは観察から始まる;実験して自分で確かめてみよう;理想的なパッケージを考える ほか)
実践編 PPPの全貌(誰もが公平に使える;さまざまな使い方ができる;使い方が簡単で、明解に理解できる ほか)
応用編 商品開発での使い方(PPPカスタマイズ;企業とUD;UD商品開発 ほか)

著者等紹介

中川聰[ナカガワサトシ]
プロダクト・デザイナー/デザインコンサルタント。tripod design、tripod design,NY Inc.CEO。東京大学大学院工学系研究科特任教授。1987年よりリード・ユーザーを駆使した独自のユニバーサルデザインの開発理論や評価法を開発し、広く内外の企業の製品企画やデザイン開発に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

galoisbaobab

11
えっと、、、心意気だけですか・・・。教科書ってのは体系化された知識をあるコンセプトで伝えるものだと思うが、書き散らかされて、何よ?このチェックリスト。。。タイトル変えたほうがいいと思いますよ。2016/12/28

もりけい

9
UDの確認項目として37のチェックがあり、具体事例を写真付きで紹介しているので即実践で使える。個人的経験としてはシャンプー途中にシャンプーの詰め替えしようとしても手がぬるぬるで封を切れなかったことがある。使いやすさを調べるのに人体的負荷を与えてチェックしてみるのが面白い。2016/05/15

mujimaru51

8
UDを事例を踏まえて紹介している点は好感を持てるが、後半に行くにつれて読み手にUDの必要論を押し付けている印象が拭えなっかった。UDについての提案、考察等は非常に参考になるが、それ以降のUDデザインの導入論に関しては聊か押しつけがましい理想論が続いて非常に残念であった。前半部分は読んで損はないので、UDについて気になる方には手に取ってみることをお勧めします。本書が重版されていることからもUD自体の必要性も年々上がってきていることの証左であると思います。2016/05/28

keiko

3
この頃、取説を読んでもよくわからない… ペン売り場に行って、欲しいペンを探しても、どれが自分の欲しいペンなのか見つけられない…知りたい情報がパッケージデザインのどこに書かれているのかわからない… 公衆トイレに行けばどのボタンで流すのかわからない…手洗いの水は自動で出るのか?どこか押すのか? いろいろとわかり辛い。 盲人の方や、込み入ったことがわかり辛い方々はもっと困っておられるだろうなぁ…2016/01/05

るる

1
展示参考。ユニバーサルであるべき、という概念が日本には少ない気がするよね。子供に対しての配慮は、とくに見かけない。というよりもむしろ、対象者を絞ってデザインしているような印象。だから陳腐化するのかな?計画的陳腐化なのかな?2016/08/05

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