内容説明
「大人のロック!推進計画」において、ジャケは重要なアイテムのひとつだった。だけどさ…、近い将来、ジャケット自体が無くなるかもって話…おい!ウソだろ?冗談じゃないぜ!レコードがCDになって、ちっちゃくなっちゃったときも、なんだか、とってもさびしかったけど…。この万華鏡のようなジャケの美しさを見よ!色とりどりのジャケ!ジャケ!ジャケ!崇高なジャケ文化を後世に残すべきなんだ。…ボクらは本気でそう想う。あぁ、ジャケットは素晴らしい。だから利くんだ!「利きジャケ」なんだ!さあ、想う存分、味わおう。たとえ時代に逆行しようとも…。愛すべき、ジャケの数々をご覧ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
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ロックのアルバムのジャケットによって搔き立てられた妄想を書き連ねたものです。そのアルバムの詳しい紹介も載っていて、名盤ガイドしても読めます。死ぬほど可笑しい本で、大げさに言えば、最初のページから最後まで大笑いしながら読みました。例えば、有名なU2のアルバム『闘』は、「防犯ポスター」と書かれています。純粋そうな少年が真剣な顔した写真がジャケットになったもので、確かに「防犯ポスター」といった趣があります。ロックにはこんな楽しみ方もあるのだと感心しました。2024/09/16
ケン・リヴィングストン
0
テレビ東京「ロックFUJIYAMA」ともタイアップした日経BP社「大人のROCK推進計画」の一冊。「利き酒」ではない。レコードジャケットを「利く」。一対一でじっくりと向き合ったとき、一枚のジャケットからこれだけ妄想を膨らませることができるのだ。当然ながら元のアルバム自体を知っている場合と知らなかった場合とで受け取り方、利き方が変わってくる。
コマンドー者
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一言で言えばレコードジャケット写真で一言!という大喜利をやっているのだが、笑いのセンスが合わないのか、個人的には全く面白くありません。 全てスベってるとしか言いようがありません。 2018/07/22