内容説明
東レ・ソニーなど、実例を収録。ヒューマンエラー撲滅の切り札。
目次
第1章 まずは調べる
第2章 事象と初めの「なぜ?」
第3章 文で「なぜ」に気づく
第4章 細かく探る
第5章 工夫と納得
第6章 見方を変える
第7章 ミドルが仕切る
事例紹介
著者等紹介
小倉仁志[オグラヒトシ]
有限会社マネジメント・ダイナミクス社長。1985年東京工業大学工学部化学工学科卒。デュポン・ジャパン(現デュポン)合成樹脂事業本部入社。エンジニアリング・プラスチックス事業部の技術営業として各種プラスチックに関する技術課題の解決支援(設計、加工、検査)に従事。1992年から日本プラントメンテナンス協会にてトータル・プロダクティブ・メンテナンス(TPM)などの指導に従事。なぜなぜ分析のルール化、体系化に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まいくん
2
形式的なひとこと言えばいいと思っている肩書だけの管理者を見てきたから、担当者と一緒になぜなぜ分析を行える管理者がいたらどんなに頼りになるか。さらに担当者が行ったなぜなぜ分析を、管理者目線で改めて部課長だけで再度分析を行っていたのも素晴らしい。また部署を跨いで行うなぜなぜ分析でも、つい他部署に責任を押し付けがちなのを自部署にも改善できることがあるはずだと積極的に参加している。これらは本書内の物語仕立ての創作ではあるが、大事なのは責任追及をする事ではなく、今後再発させない為の業務の改善、適正化だという事だ。2023/05/19
d2bookdd
2
なぜなぜ分析の目的を理解する事、なぜなぜ分析の中では、それぞれのなぜに『誰が、いつ、どこで、何を、どうした、どうだった』を丁寧に挙げる事が次のなぜに繋がり、的確な再発防止策につながる事、分かりやすくまとめられています。また、身近で、実際にありそうな例が、なぜなぜ分析の理解を深めるのに助かりました。実践時にも、改めて本書を開きながら、役に立てたいです。2019/11/16
ノンミン
1
なぜなぜの難しい点は出発点にあると思います。客観的な記述にすると進めやすいことが本書を通じて分かりました。2024/04/21
かっしい
1
タイトルは管理編ですが、いち参加者が心がけるべき点もたくさん書かれていました。対話式で読みやすかったのも良かったです。チェックリストに関する話も興味深かったです。2015/10/04
そらパパ
0
実際に行うにあたっての注意事項みたいなのが記載されていました2013/05/13
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