内容説明
逆境に打ち勝った起死回生の一手。
目次
第1章 崖っ淵からの企業再生(ハウステンボス―即決社長の下、コスト2割削減入場者数2割増で開園以来初の黒字に;王将フードサービス―「餃子の王将」に全社の思いを集中“個店”の徹底で日常に入り込む ほか)
第2章 改革リーダーの流儀(ウェザーニューズ(気象情報サービス)―「最初に飛び込むペンギンになれ」サポーターとゲリラ雷雨予報を作る
セブン銀行―ATMの現金を「欠品」させないコンビニ全店設置の決断で躍進 ほか)
第3章 活路を開いた新規事業(キリンビール(キリンフリー)―成熟市場のそばで新たな需要開拓混成部隊が「世界初」を実現
ニッセン―ぽっちゃりさんが笑顔で服を買う初めての実店舗が1年で黒字化 ほか)
第4章 「現場力」が会社を救う(キングジム(デジタルメモ「ポメラ」)―“電子メモ帳”で20年ぶりのヒット文具らしさ追求、ニッチ市場拓く
リンガーハット(長崎ちゃんぽんチェーン)―“マック流”を廃し、客単価向上国産野菜の鮮度と安心感を訴える ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
19
異端児を許容する雰囲気、必ずしも社長に従順ではない担当者。最初のペンギンという言葉を作ったこはWeathernews創業者。2022/01/08
Artemis
12
前例がないことに恐れを抱かず、会社の信念を曲げずにチャレンジする企業。一旦は転落からの回復劇とその過程をまとめたレポート。 バカの6段活用。 聞かないバカ、考えないバカ、考えたが言わないバカ、行っても実行しないバカ、ミスを恐れるバカ、ミスから学ばないバカ。何事もチャレンジ!2019/08/27
ばなな
5
知らなかったなあペンギンって、穴に一番目に飛び込むペンギンの様子を伺うとはペンギンの習性も人間も同じ感じがする。一番目に手を上げれば、人によって良くも悪くもに捉えられる。それでも改革をしなければ企業は変わらない。陸上でのフライニングは、あっても改善改革はフライニングは無い。一番目に飛び込む気持ちが大切!よし明日から、いや、たった今からでも気持ちを入れ替えよう。2011/10/16
ふろんた2.0
2
『日経情報ストラテジ』のコラムを編集した本。全体的にはライバル企業と競うのではなく、自社の強みを活かすこととアイデアを実行に移す決断力があるという印象を受けた。将来の市場縮小にビビってダウンサイジングに走るわが社の経営陣にも見習ってもらいたい。ところで本書、せっかく書籍化に漕ぎつけたのなら、もう少し掘り下げた内容で出版してほしかった。15社も載せるのは多すぎでは。2011/11/19
Makoto61
1
会社を変革していく人たちはこのタイトルのとおり先頭を切っていくのだろうけど、闇雲に進むわけではなく、信念や見込みがあってのことである。それを見極める力がどこから生まれて来たのか?事例だけではそこまではよみとれなかったのが残念。でもそれぞれの着眼点はおもしろく読めました。2014/12/31
-
- 和書
- 現代語訳観心本尊抄
-
- 電子書籍
- magnetic G 船岡咲vol.4