自動車産業 次世代を勝ち抜く経営―“ものづくり”企業に求められる“戦略づくり”

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822227401
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C3034

内容説明

先進国で環境車が、新興国で低価格車が求められる今、米国向けで稼ぐ従来のクルマづくりは通用しない。多様な燃料、エネルギー源に対応しながら、開発を効率化する新しいクルマづくりが必要だ。先の読めないリスクに備えながら、今後の自動車産業を勝ち抜くための経営戦略の具体例を詳説する。

目次

1章 求められる経営戦略
2章 変化の潮流(interview 日産自動車COO・志賀俊之氏―新しいゼロエミッション社会を提案;interview トヨタ自動車副社長・内山田竹志氏―効率化を図りながら多様化するニーズに幅広く対応)
3章 経営戦略の考え方(経営戦略の基礎;事業ポートフォリオ戦略;新規領域への事業拡張;M&A、戦略提携;ブランド戦略;不確実な変化への対応;オペレーション効率の改善)
4章 成長機会を捉える新興企業(ヒューズ―EVの設計開発を請け負う;明電舎―三菱「i‐MiEV」にEV用モーターを供給;ENAX―電動パワートレーン向けLiイオン電池を開発製造;日立オートモティブシステムズ―日産「リーフ」のエネルギーシステムや情報ネットワークとつなぐテレマティクスを開発;ゼットエムピー―ロボット技術を用いたEV研究開発用車両を提供;インターメタリックス―EV用モーターに用いるネジム磁石のレアアース使用料を削減)

著者等紹介

川原英司[カワハラエイジ]
A.T.カーニー株式会社パートナー。東京大学卒業後、日産自動車、三菱総合研究所(経営開発部自動車産業研究室長)を経て、1998年、A.T.カーニーに参画。2007年より同社パートナー。アジア自動車産業グループのリーダー。自動車、自動車部品、素材、電機・電子、商社などの企業を主な顧客企業とし、各種戦略立案サポートや、新規事業、組織改革、戦略的提携・M&Aのサポートなど、数多くの経営コンサルティングプロジェクトを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あつ子🐈‍⬛

6
本の整理をしていて発掘。2011年出版の書籍です。日産COO志賀俊之さん(当時)と、トヨタ副社長の内山田竹志さん(当時)のインタビュー記事が読み応えありました。第4章『成長機会を捉える新興企業』に紹介されている会社は、現在も奮闘しているところもあれば社名がなくなってしまった会社もありで…(寂) 日本の自動車産業はどうなってしまうんやろうなあ…

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