マーケティング立国ニッポンへ―デジタル時代、再生のカギはCMO機能

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822225261
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

内容説明

ビックデータやスマートデバイス普及によるデジタル時代の到来が千載一遇のチャンス、一人のCMOの登場ですべて解決とはいかない、マネジメントと組織力で日本企業は蘇生する。

目次

第1部 CMO機能の芽生え―国内事例からのヒント(全社マーケティング体制の強み―セイコーマートの事例;「マーケティング会議」が会社を動かす―宝島社の事例 ほか)
第2部 日本企業が抱える課題の本質、CMO機能こそ解決への鍵(日本企業のマーケティングの現状;マーケティングをマネジメントする ほか)
第3部 CMO機能実践に向けたデジタル時代の5つのピース(ビッグデータ―ビッグデータによる「価値創造」;スーマトデバイス―スマートフォンでマーケティングが「つながる」 ほか)
終章 CMO機能、今日からの実践に向けた10の提案(まず、生活者と正面から向き合う;越境する/立場を超える ほか)

著者等紹介

神岡太郎[カミオカタロウ]
一橋大学商学研究科教授。工学博士。北海道大学大学院博士課程(行動科学専攻)単位取得退学。マーケティングや情報システムが企業全体としてどう機能するか、企業の競争力にどのように結びつくか、マーケティングとITとの関係を研究対象とする。特にCIOやCMOについて関心がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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げん

2
マーケティングとITの融合。10年程前にも聞いた言葉だが、10年前と違うのは、ビッグデータ、スマートデバイス、ソーシャルメディア。今、自分が取り組もうとしていることでもあり、頭の整理になった。巻末の「実践に向けた10の提案」もシンプルにまとめられている。共著者の博報堂エンゲージメントビジネスユニットの方々にも一度話を聞いてみたい。2014/02/26

Akitoshi Maekawa

1
元の興味よりも現在のテーマである「組織」の文脈で読んでた。CMO「機能」は正しく人で担保か組織で担保か、のイシューにつながり、マーケティングとITの融合と言う使い古された言葉は、職種の専門性につながる。冒頭セイコーマート社長の「限られたお客様だからこそ、そのニーズにどれだけ精緻に応えられるかと考える」というのは、我々の事業の命題でないかとおもった。「たった」70万組全員の希望を叶えられない、なんてやっぱり我々の短期的な視点なんやろうな。2014/11/09

Sugiwoggie

1
読了。想像してた以上に興味深い内容でした。2014/01/05

Naohiko Oikawa

1
最初の国内事例のパート、特にセイコーマートの事例がよかった。 同社の「100円惣菜」が、顧客の洞察を起点にしながらも、それを実現させるために、製造ラインの変革(例:フタを使用しないトップシーリングの活用)、材料調達の内部化(例:農業法人のグループ化、海産物の直接調達)が連携している様子は、マイケル・ポーターの「フィット」を想起させる。 天候による生育状況からキュウリの調達量を先読みし、そこから大ぶりのキュウリのスライスをぎっしり詰め込んだ「トマトとキュウリのシンプルサラダ」を企画するあたりは見事である。2013/11/24

KEI

1
顧客の行動や価値観を把握して効果的な手は考えるのだが、縦割り組織の弊害、責任回避で物事が決められず進まないのが現実。でかい会社ほどそうだろうなあ。なので進むように決めさせるプロセスをつくり、それをマネジメントするのが大事なことでCMOの役割といえる。2013/05/19

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