出版社内容情報
「900社をコンサルした第一人者が、女性活躍の施策を全公開」
今、企業の女性活躍が必要が叫ばれているのは、国家の成長戦略の一つとして
「女性の活躍」が大きく打ち出されたからという理由だけではありません。
今、日本が「若者が減り、高齢者の生活を支えるという大きな負担が若者にのしかかる、
人口オーナス期」に突入しているからです。
これまでと同じ働き方を続けていたら、日本の国際競争力はどんどん下がるばかりです。
今こそ舵を切るときです。これは非常に合理的な選択です。
私がこれまで900社以上の企業のコンサルティングを手掛ける中で、分かってきたことがあります。
それは「残業を減らすと業績が上がる」という事実です。育児中の女性に限らず、
全社員が残業を減らすことにより、企業全体の業績が上がるのです。
現在では育児中の社員を含めた女性の活躍ばかり議論されがちですが、
実は、日本に到来するもう一つの課題は介護です。
誰もが家族の介護に直面する“大介護時代”はすぐそこまで来ています。
日本企業はもうじき、右を見ても左を見ても、時間的に制約を抱える社員ばかりになるのです。
そのためには、生産性の高い働き方をし、誰もが定時に退社できる職場をつくることが必須です。
そのためには何をすればいいか、わが社、ワーク・ライフバランス社が持つ
具体的なノウハウをこの一冊に詰め込みました。
大和証券グループ、カルビー、セントワークスの3社のケース、
そして、日本ラグビーフットボール協会の中竹竜二さんも必読です! ぜひ参考になさってください。
【プロローグ】
【第1章】 女性活躍・推進編
・女性の活躍が必要な「そもそもの理由」
・コラム:「女性活躍推進法」とは?
・生産性で並べると、上位に来るのは時短女性
・介護か育児をしながら働く人が主流に
・「女性の活躍」は上司の腕次第
・女性部下を育てる近道は「本音の面談」
・経営者向けセミナー・リポート(1)
「社員が安心して活躍できる職場づくり」
大和証券グループ本社取締役会長 鈴木茂晴氏
・女性役員7人、管理職200人超 制度は運用が肝心
・全社員を19時に帰すのは、無理な話ではない
・管理職に登用されて失敗する確率は男性も女性も同じ
・経営者向けセミナー・リポート(2)
「時短女性が役員を務める会社の内情」
カルビー代表取締役会長兼CEO 松本晃氏
執行役員・中日本事業本部長 福山知子氏
執行役員・コーポレートコミュニケーション本部 後藤綾子氏
・16時に時短退社する女性執行役員の本音
・権限委譲し、自走型社員を育てるコツ
・「女性は管理職になりたがらない」は嘘
・特別講座
「管理職になるのは怖くない」
日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター 中竹竜二氏
・リーダーに大切なのはスキルではなく「スタイル」
・“日本一オーラのない監督”が語るリーダーの条件
・「フォロワーシップ」があれば、リーダーになれる
【第2章】 長時間労働・撲滅編
・長時間労働は全員でやめないと、誰かにツケが回る
・方法を間違えると「長時間労働の削減」は簡単に失敗する
・成果につながる長時間労働の削減、3つのコツ
・朝夜2通のメールで仕事を見える化し、働く時間を短縮する
・【企業リポート】 セントワークス
残業時間に「恥ずかしいマント」着用で利益急増!?
・8カ月間で残業時間が半減、
利益も前年比162%にアップしたすごい会社
・育休に女も男もない 器の大きな上司の下で働く幸せ
【エピローグ】 ~育む時代の幕開け~
ワーク・ライフバランス社長 小室淑恵
日経DUAL編集長 羽生祥子 スペシャル対談
【著者紹介】
小室淑恵(こむろ よしえ)ワーク・ライフバランス代表取締役社長2006年株式会社ワーク・ライフバランスを設立。900社以上にコンサルティングを提供し、残業を削減して業績は向上させるという成果を出している。2014年9月からは安倍内閣で産業競争力会議の民間議員として、政府の経済成長の方針「日本再興戦略」に長時間労働の是正と女性活躍こそが日本の経済成長の鍵であることを盛り込んだ。2012年に出場したTEDxTokyoでは大きな話題を呼び、プレゼン力の高さにも定評がある。「育児と仕事の調和プログラムarmo(アルモ)」、「介護と仕事の両立ナビ」、「朝メール.com」などを開発。二児の母。『残業ゼロで好業績のチームに変わる仕事を任せる新しいルール』(かんき出版)、『30歳からますます輝く女性になる方法 仕事も結婚も子育ても何もあきらめなくて大丈夫!』(マイナビ)など著書多数。
内容説明
900社をコンサルした第一人者が施策を全公開。「女性活躍推進法」とは?女性が活躍する会社の内情。残業を減らし、利益を上げる方法。
目次
1 女性活躍・推進編
経営者向けセミナー・リポート1「社員が安心して活躍できる職場づくり」
経営者向けセミナー・リポート2「時短女性が役員を務める会社の内情」
特別講座「管理職になるのは怖くない」
2 長時間労働・撲滅編
企業リポート セントワークス 残業時間に「恥ずかしいマント」着用で利益急増!?
エピローグ 育む時代の幕開け―ワーク・ライフバランス社長・小室淑恵 日経DUAL編集長・羽生祥子 スペシャル対談
著者等紹介
小室淑恵[コムロヨシエ]
ワーク・ライフバランス代表取締役社長。2006年株式会社ワーク・ライフバランスを設立。900社以上にコンサルティングを提供し、残業を削減して業績は向上させるという成果を出している。2014年9月からは安倍内閣で産業競争力会議の民間議員として、政府の経済成長の方針「日本再興戦略」に長時間労働の是正と女性活躍こそが日本の経済成長の鍵であることを盛り込んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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