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内容説明
集団自殺、ネット詐欺、出会い系サイト、掲示板での誹謗・中傷、ウイルス、迷惑メール―。暴走するインターネットを誰も止められない。何を裁き、誰が罰せられるべきなのか。さまざまなネット事件を手がけた弁護士の眼から見える「真実」をつづる。
目次
第1章 すぐそばにあるネットの「闇」(出会い系サイトの扉を開ける迷惑メール;ワン切りがわいせつ物陳列罪? ほか)
第2章 セキュリティ事件に終わりはない(ウイルス作者に安息の地はあるのか;アドウェア、スパイウェア、そしてハイジャックウェア ほか)
第3章 押し寄せる名誉毀損とプライバシー侵害(インターネットは個人情報の宝の山;住基ネットは本当に必要なのか ほか)
第4章 知的財産権をめぐる攻防(著作権を混沌の世界に誘うMP3;逃げるP2P、追いかける音楽著作権 ほか)
第5章 さらなるサイバー社会に向けて(ネットとメディアと政局の微妙な位置関係;電子署名法の施行と山積みされた課題 ほか)
著者等紹介
岡村久道[オカムラヒサミチ]
1958年京都府生まれ。京都大学法学部卒。弁護士法人・英知法律事務所の代表弁護士。大阪弁護士会所属。専門分野はコンピュータ法と知的財産権法。ネットワーク・セキュリティに詳しく、関連する法律情報をWebページ上に多数掲載している。IT関連の法律に関係した総務省および経済産業省の各種委員を歴任。近畿大学および奈良先端科学技術大学院大学で兼任講師も務める。財団法人インターネット協会の評議員。1999年から毎日新聞全国版でメディア欄の定期コラムを連載中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。