内容説明
経営会議は怒号飛び交う“動物園”、社長だって袋叩き。気合いと根性だけじゃない、実はデータ重視の慎重派。暴れん坊企業の素顔に迫る。
目次
序章 好き嫌いが極端に分かれる珍しい企業
第1章 徹底したスピード経営と数字至上主義
第2章 独特な経営理念を全社で実践する組織力
第3章 「世界一」に向けた挑戦
第4章 国内携帯電話競争の舞台裏
第5章 解見えぬ後継者問題
著者等紹介
榊原康[サカキバラヤスシ]
1974年生まれ。1996年、慶應義塾大学環境情報学部卒業、日経BP社入社。システム構築関連の雑誌を経て、2005年1月から「日経コミュニケーション」誌の記者として通信業界の動向を追っている。2009年4月から2012年3月は日本経済新聞社に出向して通信業界を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
14
ここでのキレるは、頭がキレると、まさにキレる(笑)会議は、孫社長も社員も関係なく白熱するらしい…。数字至上主義、スピード戦略、グローバル経営、海外投資、ソフトバンクの中のこと、結構細かく書かれています。2016/01/04
ボルボン
12
本になるほど有名で成功している企業の現場って楽しそうなんだよな。大変そうだが楽しそう。逆にそうでもない会社の現場を本にしても活力を感じなさそうな気がする。それって単純だけど重要な尺度なのではと思った。2016/01/07
miyatatsu
5
孫正義社長は日本経済を大きく活性化させた稀代の経営者として歴史に乗ると思います。その瞬間を同じ時代に生き、間近で見ることができて本当に幸せなことです。2019/10/05
ももぶー
2
面白かった。破天荒な感じがするが実は大方を計算して実行する推進力はなかなか他の企業にはないパワーと思える。2014/10/26
ぱんぷきん
1
通信会社としてのソフトバンクに興味はないが、投資ファンドとしての側面が強くなっているので、読んでみた。この会社で働きたいとは思わないものの、非常にバイタリティのある会社で、まさにベンチャーをそのまま巨大化した会社のよう。2018年現在楽天が携帯事業に参入しようとしているが、これと同じことが出来るかというと無理な気がする。内容は面白かった反面、米スプリント買収の経緯に割かれたページが多くて、前提情報を持たない身としては理解がおぼつかなかった。いかにしてソフトバンクが成長してきたかも他書で読んでみたい。2018/04/28
-
- 電子書籍
- いつも笑顔で ベティ・ニールズ選集 2…