内容説明
JAL/JAS統合など数々のビッグプロジェクトを成功させたトップ・プロジェクトマネジャの判断基準とは。システム開発における意思決定の瞬間を25の場面で疑似体験する。
目次
概要 30年のプロジェクト経験で得たノウハウを次世代に伝えたい
支援契約と請負契約の判断―作業内容や実力を考慮して契約方式を決断する
開発規模見積もりの判断―複数の手法を利用して開発規模を的確に見積もる
マスター・スケジュールの作成―軽視すれば失敗する、WBSに基づき作成
ソフトウエア・エンジニアリング選択のリスク判断―コスト決めるSWE手法を間違いなく選択する
開発環境構築の判断―メンバーの能力を生かす開発環境を構築する
要件定義遅延時の判断―要件定義が遅れたらまず業務仕様を固めよ
プロジェクト・メンバーの入れ替え―ときには苦渋の決断を下すメンバーの入れ替え
外部設計の品質リスクへの対応―機能や性能を再確認、品質低下のリスクに備える
コスト・オーバーラン発生の兆候―コスト超過を見極める能力は一人前のマネジャの条件〔ほか〕
著者等紹介
岡村正司[オカムラショウジ]
1971年に日本IBMへ入社。1973年から1991年まで、銀行の1次オンラインから3次オンラインの開発に参加。1992年以降、プロジェクト・マネジャおよびエグゼクティブ・プログラム・マネージャーとして、超大型SI(システム・インテグレーション)プロジェクトを指揮。2004年にPMリサーチを設立し代表取締役に就任、プロジェクト・マネジャ育成にも力を注ぐ。日経BP社の『日経コンピュータ』誌上で、2002年4月から毎号プロジェクト・マネジャに向けた記事を連載中
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感想・レビュー
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所沢
KumaoBear
yk
ゆき