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不動産の価格がわかる本―マーケット転換期の投資・運用策が見えてくる

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822200510
  • NDC分類 336.94
  • Cコード C3033

出版社内容情報

事業用不動産の価格評価方法を解説。第一線の不動産鑑定士が、オフィス、住宅など多様なアセットについて、鑑定の依頼者向けに執筆。

注目アセットの価格評価の基本や市場サイクルが理解できる!

不動産で収益向上を目指す実務者必読!
年間3000件以上の資産評価を手がけるプロ集団が指南!

不動産事業の特徴は、対象とする建物や土地の金額が大きいことにあります。取引価格や賃料が高いか安いか、関わる時期が市況の回復期か後退期かで、投資や事業の勝負が決まります。
不動産の用途はオフィスビル、住宅、商業施設、ホテル、ヘルスケアアセット(老人ホームなど)、物流施設、ゴルフ場など多種多様で、業務内容は売買、賃貸、管理、仲介、融資、開発、鑑定、調査など多岐にわたります。

これら各種不動産の特徴や価格評価手法を、一冊でわかるようにまとめました。現場で評価業務に携わる不動産鑑定士が、それぞれ専門の分野について実務的なケーススタディーを交え、わかりやすく解説しています。
価格評価のポイントや市場サイクルを知ることで、マーケット転換期の投資・運用策が見えてきます。

■こんなことがわかります
不動産市場のサイクル
価格評価の基本
オフィス、住宅、商業施設、ホテル、ヘルスケアアセット、物流施設、インフラ、ゴルフ場などの特徴や評価方法
建物調査や土壌調査の勘所
海外不動産の評価方法と注意点

■こんな使い方もできます
主要8分野の不動産の価格評価をケーススタディーで学ぶことができます(鑑定評価概要付き)。
「リニューアルしたビルの価格は?」「新耐震と旧耐震で何が違う?」「定期借地権のメリットは?」など、価格評価や物件調査にまつわる“よくある疑問”を24本のコラムとして収録しました。

■こんな方におすすめします
不動産で収益向上を目指す人
一般事業会社の資産管理の担当者
不動産会社や金融機関、ファンド運用会社の方

■こんな人たちが執筆しました
年間3000件以上の資産評価を手がける、大和不動産鑑定という会社の専門家です。

【主な内容】
第1章 不動産市場のサイクル
第2章 価格評価の基本
第3章 オフィスビル
第4章 住宅
第5章 商業施設
第6章 ホテル
第7章 ヘルスケアアセット
第8章 物流施設
第9章 インフラ
第10章 ゴルフ場
第11章 建物調査
第12章 土壌調査
第13章 海外不動産

■ 価格評価や物件調査にまつわる“よくある疑問”24件掲載
鑑定や建物調査の報酬目安は?/信託受益権にするメリットは?/オフィスプライス・インデックスとは?
リニューアルしたビルの価格は?/マイホームは買うべきか借りるべきか?/自殺物件は格安? など

第1章 不動産市場のサイクル
過去を知って未来を読む
バブル経済の発生
バブルのピークと崩壊
金融危機と不良債権処理
不動産証券化の拡大
ファンドバブルとリーマンショック
東日本大震災.アベノミクス
今後の不動産市場
[コラム] 鑑定や建物調査の報酬目安は?

第2章 価格評価の基本
不動産の鑑定評価
価格の三面性
原価法
取引事例比較法
収益還元法
還元利回りの考え方
[コラム] 信託受益権にするメリットは?

第3章 オフィスビル
オフィスビルの評価
オフィスビルの収入
オフィスビルの費用
還元利回りの査定
全国主要オフィスエリアの特性
ケーススタディー
[コラム] オフィスプライス・インデックスとは?
[コラム] リニューアルしたビルの価格は?

第4章 住宅
住宅の評価
賃貸マンションの収入
賃貸マンションの費用
還元利回りの査定
一時金の評価上の取り扱い
投資対象としてどのエリアがよいか
ケーススタディー
[コラム] マイホームは買うべきか借りるべきか?
[コラム] 自殺物件は格安?

第5章 商業施設
商業施設の種類
商業施設の契約形態
商業施設の賃料形態
商業施設の評価
賃貸借契約形態による評価の違い
ショッピングセンター評価の注意点
商業施設の評価に当たって目安となる数値
その他の商業施設
ケーススタディー
[コラム] 商業施設のブランド価値とは?
[コラム] エリアの人口減少をどうみるか?

第6章 ホテル
ホテルが注目される背景
ホテルのタイプ別分類
タイプ別の事業特性
ホテルの価格評価手法
ホテルに関する専門用語
ホテルの運営形態
ホテルの賃料形態
還元利回りに影響を与える要因
価格の評価に当たって目安となる数値
ホテル投資のスタンス
ケーススタディー
[コラム] 廃墟となったリゾートマンションの価格は?
[コラム] 収益価格と積算価格が乖離したら?

第7章 ヘルスケアアセット
ヘルスケアアセットが注目される背景
ヘルスケアアセットの種類
老人ホームの評価手法
老人ホーム評価の注意点
評価に当たって目安となる数値
病院の市場動向
ケーススタディー
[コラム] 評価が難しい物件は?
[コラム] 建物管理の良否は価格に影響するか?

第8章 物流施設
物流施設とは何か
物流施設が投資対象となった背景
地域要因
土地の個別的要因
建物の個別的要因
物流施設を評価するうえでの留意点
ケーススタディー
[コラム] 定期借地権のメリットは?
[コラム] 継続賃料ってどんな賃料?

第9章 インフラ
インフラアセットとは何か
インフラアセットが注目される背景
インフラアセットの評価
インフラアセットの収入項目
インフラアセットの費用項目
インフラアセットの割引率と復帰価格
インフラアセット評価の注意点
インフラファンド
ケーススタディー
[コラム] 鑑定士の仕事は価格を出すことだけ?

第10章 ゴルフ場
価格評価の目的
売買マーケットにおけるプレーヤーの変遷
ゴルフ場は特殊なアセット
ゴルフ場の評価
アップサイドが狙えるゴルフ場とは
ゴルフ場の見分け方
買い手にとって良いゴルフ場とは
ケーススタディー
[コラム] 地代の水準はどのように把握したらよいか?
[コラム] 近隣に迷惑施設や競合施設ができたら?

第11章 建物調査
エンジニアリング・レポートの役割
エンジニアリング・レポートの内容
劣化状況調査のポイント
建築調査のポイント
設備調査のポイント
遵法性調査とは
修繕更新費用とは
再調達価格とは
アスベストとPCB
[コラム] 新耐震と旧耐震で何が違う?
[コラム] 鑑定評価書と調査報告書の違いは?
[コラム] 環境認証を取得したら不動産価値は上がる?

第12章 土壌調査
土壌汚染とは何か
目安となる基準の数値
土壌汚染の可能性があるケース
土壌汚染調査の必要性
汚染があった場合どうするか
ケーススタディー
[コラム] 役所調査の極意とは?
[コラム] 固定資産税額を推定するには?

第13章 海外不動産
海外不動産ビジネスの状況
主要な国・地域の不動産評価制度
海外不動産の評価
主要な国・地域の登録制度や慣習
主要な国・地域の建物面積の測定
[コラム] アジア・オフィスプライス・インデックスとは?
[コラム] 鑑定士が依頼者からプレッシャーを受けたら?

おわりに
索引
著者プロフィル


コラム目次
01 鑑定や建物調査の報酬目安は?
02 信託受益権にするメリットは?
03 オフィスプライス・インデックスとは?
04 リニューアルしたビルの価格は?
05 マイホームは買うべきか借りるべきか?
06 自殺物件は格安?
07 商業施設のブランド価値とは?
08 エリアの人口減少をどうみるか?
09 廃墟となったリゾートマンションの価格は?
10 収益価格と積算価格が乖離したら?
11 評価が難しい物件は?
12 建物管理の良否は価格に影響するか?
13 定期借地権のメリットは?
14 継続賃料ってどんな賃料?
15 鑑定士の仕事は価格を出すことだけ?
16 地代の水準はどのように把握したらよいか?
17 近隣に迷惑施設や競合施設ができたら?
18 新耐震と旧耐震で何が違う?
19 鑑定評価書と調査報告書の違いは?
20 環境認証を取得したら不動産価値は上がる?
21 役所調査の極意とは?
22 固定資産税額を推定するには?
23 アジア・オフィスプライス・インデックスとは?
24 鑑定士が依頼者からプレッシャーを受けたら?

内容説明

8分野10物件の価格評価をケーススタディーで学ぶ。価格評価や物件調査にまつわる“よくある疑問”も24件掲載。注目アセットの価格評価の基本や市場サイクルが理解できる!

目次

不動産市場のサイクル
価格評価の基本
オフィスビル
住宅
商業施設
ホテル
ヘルスケアアセット
物流施設
インフラ
ゴルフ場
建物調査
土壌調査
海外不動産

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nekozuki

17
各アセットタイプごとの特徴がまとめられていて参考になった。不動産取引の基礎的な分析基準は押さえられると思う。2017/06/11

yyhhyy

1
オフィスリーシングのことも書いてある希少な本。2018/10/27

しぶかつ君

1
◼️オフィス、レジ、商業、ホテル、物流はもちろん、ゴルフ場やヘルスケア、インフラ施設までアセットごとに不動産の評価ポイントを非常に分かりやすくまとめている。 ◼️読了後も必携し、仕事中も何度も読み返している本。購入して大正解だったと思える一冊。2018/07/12

yuki

0
わかりやすかった。2017/06/04

gden

0
★★★★☆ 不動産の資産評価について理解を深めたかったため選書。 各アセットごとに収入費、支出費、評価法などが記述されており、最終章では海外不動産についても言及している。ケーススタディも記載されており、初学者の私でも資産評価の流れが理解できた。 特に、物流やゴルフ場などについて知識がなかったため本書は大変参考になった。実務上ではこういったアセットは扱わないものの、デベロッパーとしてこういった知識は必要最低限持っておくべきだと感じた。 来年からの担当アセットが分かり次第、再読したいと思える本であった。2019/12/24

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