内容説明
文化九年春、江戸永寿堂から越後の橘崑崙薯『北越奇談』が出版された。挿絵は当代一流の浮世絵師葛飾北斎。奇談・怪談のおもしろさもさることながら、北斎の挿絵もあって江戸中の人気を集めた。本書はだれでも読める現代語訳で、挿絵をすべて収録した。
目次
越後地理路程並びに順路案内
北越奇談巻の一(龍蛇ノ奇;闘龍;巻水 ほか)
北越奇談巻の二(七奇の弁;古の七奇;俗説十有七奇 ほか)
北越奇談巻の三(玉石;水晶石を割る;貝石 ほか)
北越奇談巻の四(怪談「慈光寺の天狗」;日光山の山伏;赤面の僧 ほか)
北越奇談巻の五(怪談「地虫の怪」;蚯蚓・田螺・河鹿;漆千杯の碑 ほか)
北越奇談巻の六(人物;酒転童子;玄翁・万元・了寛 ほか)
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