目次
1 旧石器時代とは(時代の枠組み;環境と適応・拡散 ほか)
2 日本の旧石器時代(時代の枠組み;時期区分 ほか)
3 旧石器遺跡の調査(日本の旧石器調査史;旧石器遺跡の調査法1(現地調査) ほか)
4 旧石器遺跡調査の実例(東京・武蔵野台地の自然科学的手法による発掘調査;沖縄・石灰岩洞穴の人類化石を求めての発掘調査)
特論 旧石器遺跡捏造事件はなぜ起こったか、その真相を探る(旧石器遺跡発見前史;旧石器遺跡の確認 ほか)
著者等紹介
小田静夫[オダシズオ]
1942年東京(墨田区業平橋)生まれ。1965年國學院大學文学部史学科考古学専攻卒業。1970年明治大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了。同年、野川遺跡調査会調査員。1972年より東京都教育庁文化課勤務し、2003年定年退職。この間、都内の遺跡調査、伊豆・小笠原諸島、琉球列島、九州など、数々の「旧石器遺跡」の発掘調査を手がける。1993年~2011年東京大学教養学部、1994~1999年お茶の水女子大学生活科学部の非常勤講師を兼務する。2003年文学博士号(総合研究大学院大学)を授与される。2005年岩宿文化賞、2009年伊波普猷賞を受賞する。現在、東京大学総合研究博物館研究事業協力者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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