目次
1章 蔵書票ってなんですか?(蔵書票ってなんですか?;蔵書票には文字がある ほか)
2章 志茂太郎と日本書票協会(「書票」という名称について;『書窓』の創刊 ほか)
3章 志茂太郎に協力した版画家たち
4章 志茂太郎と久米南町図書館(志茂太郎と久米南町図書館;久米南町図書館の書票の顕彰活動 ほか)
5章 資料編(再録 蔵書票のはなし;志茂太郎の略歴 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さすらいのアリクイ
7
本に貼り自分の本ということを証明する紙「蔵書票」の役割や美術的な価値について、そして日本書票協会を作った志茂太郎の仕事、活動について書いてある本。僕自身蔵書票に馴染みも興味もなかったのですが、蔵書票を集める人や作る人、そして蔵書票にこだわり蔵書票関連のカレンダーや雑誌を作った志茂さんという人がいたことを知りました。蔵書票の歴史と価値について、この本を読んで少しだけ理解できました。あとは志茂さんが生まれた岡山県久米南町の図書館の蔵書票関連の取り組みについても。ここ、志茂さんが読まれたら喜ぶのではないかと。2018/12/08
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