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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋津
1
2019~20年に東京ステーションギャラリーにて約10年ぶりに展示が行われた、坂田一男の生涯と彼の作品のうち素描類が紹介されている。単なるカンや手癖に堕することなく異国の藝術に対峙し続け、「冷厳」「執着」といった言葉がふさわしい「対象の解体と再構成」(本書より)の追求について、下描きでもあり完成品でもあり次なる作品への前段階でもある素描からその一端を窺い知ることができた。「郷土の(又は日本の)産んだ偉大なる画家」のような枠に収めてしまうのは非常にもったいなく感じる。坂田賛歌のような本だなとの感想も持った。2020/01/22
TOMYTOMY
0
凄すぎる展示会でした。 そして岡山の宝に誰も気づいていない。 モランディ、モンドリアンなど美術史に接続し、圧倒的な個性と輝きを持つ坂田一男2020/01/18