岡山文庫 岡山の宝箱 - 博物館美術館２９８館総覧

臼井洋輔/臼井隆子

日本文教出版（岡山）（2004/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 172p／高さ 15cm
• 商品コード 9784821252305
• NDC分類 069.021
• Cコード C0170

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さすらいのアリクイ]

凝ったタイトルの岡山文庫の本。著者の臼井さんが岡山県内の博物館、博物館的な要素がある場所を案内する内容の本。本が出た時点で岡山は人口を博物館の数で割ると全国一、岡山は博物館王国ということを本の最初の方で知る。岡山、倉敷、津山あたりに博物館は多いのではと思っていたら鏡野町や真庭市などにも結構ある。笠岡市のカブトガニ博物館の紹介ではカブトガニの危機的な状況に触れたり、廃館になった瀬戸大橋架橋記念館では最先端の技術を博物館に導入する際の問題点を指摘したりなど、案内だけではない内容の本なので読みごたえがあります。

2018/07/01