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目次
平安時代における評価
鎌倉時代における評価
室町時代における評価
江戸時代における評価
戦前(明治・大正・昭和初期)の評価
吉備真備の生誕地
吉備真備・大和国生誕説の確立
大学入学と第一次唐渡航
在唐18年
吉備真備第一次唐渡航による将来の品々
大学の釈奠
藤原広嗣の乱と吉備真備
左遷
吉備真備の第二次唐渡航の目的
吉備真備と鑑真
吉備真備の大宰賞少弐就任問題
大宰府での軍政
藤原の仲麻呂と吉備真備
道教政権下の吉備真備
私立学校・二教院の設立
吉備真備の死去
吉備真備の業績
吉備由利・吉備泉
著者等紹介
中山薫[ナカヤマカオル]
昭和12年、岡山県生れ。岡山大学法文学部史学科(日本史専攻)卒業。前職県立高校に38年間勤務ののち、岡山大学文学部非常勤講師。現在真備町教育委員。研究分野は、日本古代史、日本民俗学(修験道)、井伏鱒二論。受賞は、瀬戸内海環境保全知事市長会議賞(昭和49年度)、岡山民俗学会賞(昭和51年度)、岡山出版文化賞(平成8年度)。著書・論文に『吉備真備』(岡山ユネスコ協会、昭和47年)『岡山県修験道小史』(日本文教出版、昭和63年)『岡山の巫女と修験道』(日本文教出版、平成9年)「続日本紀研究」「日本書紀研究」「日本歴史」「歴史地理」「岡山史学」「日本民俗学」「岡山民俗」「民間伝承」等にそれぞれいくつか発表。『岡山県史』『総社市史』『鴨方町史』その他の市町村史にも執筆
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とんぼ
1
吉備真備を知る基本書。著者の主張も理解しやすいし、先行研究への反論や誤りを正したりというところも興味深い。今の時代に彼のような政治家がいてくれたら、と思わずにはいられない。公正明大で私欲に走らず、学術に長け先を見越す識見もある。権力に媚びず常に己が正しいと信じる道を進む姿勢に感服です。歴史に埋もれてあまり日の目を見ない人物なのが惜しい。正直一番ビックリしたのが、生誕が岡山じゃなかったということ。そして、ほとんど関わりすらなかったということ。父祖の地というくらいでこれでどこまで郷土の偉人といっていいものか。2010/03/31
たていす
0
レポートが難しくなるからこれはやめておきます。政治が絡んでくる。それにしても碁石を食べてしまうなんて、いかさまはダメです。2014/01/22