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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さすらいのアリクイ
12
岡山文庫の巨匠・河原馨さんが岡山県内の看板を集めた本。クラレの社長・大原孫三郎直筆の看板、明治時代に存在し他社に買収された「カブトビール」の看板、新見市の昭和初期に建てられた建物に残る看板など岡山県内の古い看板を色々見ることができるのがこの本の魅力。新しめの警告、案内などが書かれた看板は河原さんはこの本では「氾濫看板」としてあまり良いものとして捉えていませんが「案内看板」「啓発看板」などそれらを分かりやすく分類しているのがマメだなと。岡山県内の色々な看板を見ることができる貴重な本だと思います。2019/08/17