内容説明
生まれた時から男の子のように育てられたアシュビー男爵の五女・ヘンリエッタ。「ヘンリー」という愛称で呼ばれ、性格もおてんばな彼女には、8年間も片思いしている男性がいた。15歳年上の幼なじみ、セバスチャン・レーヴンズウッドだ。なんとかして彼の気をひこうとするヘンリーに対し、セバスチャンはいつも子供扱いをしてはぐらかしている。セバスチャンに自分をひとりの大人の女性として見てもらいたい、そう考えたヘンリーは、有名な元高級娼婦であるジャクリーンのもとを訪れ、「誘惑のレッスン」を受けることにした。しかし、それが恋の危機を招くことになろうとは…。著者初邦訳作品にして話題沸騰、「情熱のさざめき」のスピンオフ作品。
著者等紹介
ベネディクト,アレクサンドラ[ベネディクト,アレクサンドラ][Benedict,Alexandra]
トロント大学卒業。博物館でパートタイムとして働くかたわら、ヒストリカル・ロマンスを書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネフェルティア
1
セバスチャンの所属する「紳士のクラブ」の様子の描写にひいた(汗)。今までミステリーばかり読んでいて、今年になってからロマンス小説にはまりだしたけど、セバスチャンの放蕩ぶりはすごいと思った。その点はひいたけど、二人の立場が逆転したり、二人が過去に話した言葉を使って会話をしたりするのは面白かった。クラブの描写をいれないで、放蕩の説明が出来なかったのかと思うと、残念。2011/02/26
ぽむのき
1
★★☆(面白かった)2010/08/04
まとい
0
ヒーローが所属していたクラブがヤバい(ドン引き系)それ以外は攻守逆転な展開が面白かった。ヒロインの誘惑も、ヒーローの誘惑も、どっちも相手を惑わせるのが上手でドキドキしました。話好きなんだけどクラブがあああ(頭抱え2015/09/07
kan
0
うん2013/12/28
nayui
0
★★☆☆☆2010/09/25