内容説明
ウェストブルック伯爵ロバート・ハミルトン(ロビー)と、アルヴォード公爵の妹エリザベス・ラニヨン(リジー)は、幼い頃より互いに惹かれあっている。リジーが社交界にデビューしてからというもの、日に日に魅力的になる彼女に、ロビーは想いを募らせていた。そしてリジーは、なかなかプロポーズしてくれないロビーに少なからず苛立ちを覚えているのだった。ところが、ロビーには結婚を決意できない重大な理由があった。彼の「男性」は、過去のトラウマによってまったくの役立たず―つまり、結婚しても子供を作ることができないのだ…。明るく朗らかなヒロインと、不器用だが一生懸命なヒーローの、刺激的なステップアップ・ラブ。「華麗なる貴族」シリーズ第3弾。
著者等紹介
マッケンジー,サリー[マッケンジー,サリー][Mackenzie,Sally]
ワシントンDCに生まれ、メリーランド州郊外で育つ。英文学の学士号取得後、コーネル・ロー・スクールで短期間学び、ワシントンDCに帰郷。現在は、夫と四人の息子たちと共にワシントンDCに在住。連邦規制から学校のニュースレター、オークション・プログラム、クラス演劇などさまざまな執筆活動を経て、『愛のつぼみを確かめて』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょう
10
華麗なる貴族シリーズ第3作目。前2作は似たストーリーだった。今作はヒーローの状態が1作目とダブル。メインカップル以外に複数のカップル登場。次作以降の主役候補なのか、今作限りのサブなのかハッキリしない。シャーロットは1作目の当て馬で、良いポジションではなかったので どういう位置づけで読めばいいのか分からなかった(エドワードとの話しがあるのなら読みたいかな)。原作は続々と続いているようだけど後書きで触れられなくなったので邦訳はないのかな?もうちょっと文章・言い回しをシンプルにすれば読みやすいのにな~。2015/11/08
たまきら
7
おやおやあっかるい軟派なお兄様だと思ったら、何気に哀れじゃないですか。出だしっから噴きっぱなし。前回よりもさらにコミカル度がまし、さくっと読める一冊です。大好きなおばさまの長年の純愛(?)が暴露されたりもう大笑いです。2015/05/25
JINKO@灯れ松明の火
2
10-78「華麗なる貴族シリーズ」の3作目とゆーことですが、前作とは全く趣が異なるカンジ。華麗とゆーより退廃的?登場人物が全てヤルことしか考えていないのも如何なものか…ヒストリカルロマンスが読みたいのであって、官能小説はおよびでないんですが…一番まともなのが、レディ・ベアトリスとアルトンかな〜2010/05/11
こえん
2
公爵妹のヒロインと伯爵のヒーロ-。ヒーローが抱えたトラウマの決着が遅い。告げにくいにしてもヒロインに対する態度はダメだった。ダメといえば某公爵夫人の男性関係も…あれは全然楽しくなかった、むしろ不快。ヒーローとの結婚を目論む伯爵令嬢とその相棒の、企みや性癖や関係の持ち方があまりにも胸糞悪かったのも難。ヒーローのトラウマを考えるとコミカルさは不要だし、コミカルさを排除するにはヒロインの初心さが過度。シリアスに徹するにはお熱いシーンばかりでストーリーが弱く細部に疑問が…と総じてバランスも悪いお話だった。2010/04/15
ゆみきち
1
漫画逃げるは恥だが役に立つの外国版て感じ。草食系ヒーロー。純情ヒロインに大人な付き添い。ときめきましたー(^o^)2017/10/01
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