内容説明
エミリー・レッドグレーヴは秘密の顔を持っていた。それは謎の女性・レディMが組織する国家の秘密組織「協会」の一員、女スパイであるということ。エミリーは数々の事件を解決してきたが、ある調査の途中、銃撃されたことから、活動に恐怖を感じるようになってしまう。そんな彼女に与えられた任務は、命を狙われているという伯爵、グラント・アシュベリーを影から守ること。グラントがよく出入りしているという賭博場「ブルー・ポニー」へ売春婦に変装して潜入したエミリーは偶然、ある男の陰謀を聞いてしまい…。男達に追われるエミリーを救ったグラントは、彼女が売春婦ではないと疑いの目をかける。追及をはぐらかすため、エミリーはグラントを誘惑して…。『恋する女スパイ』シリーズ、感動の完結編。
著者等紹介
ピーターセン,ジェンナ[ピーターセン,ジェンナ][Petersen,Jenna]
アメリカ・イリノイ州在住。ヒストリカル・ロマンスを得意とし、官能的でサスペンスフルな作風が多くの読者の心をつかんでいる。ジェス・マイケルズというペンネームでも作品を発表。学生時代はワシントン大学で心理学を専攻していた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃろ
2
⭐⭐⭐恋する女スパイシリーズ最終話。2話で銃撃でけがをしたエミリーがヒロイン。ヒーローを護衛するように命令を受ける。ヒーローもスパイで同じようにヒロインを護衛するように命令を受ける。真実を知った二人は、協力して敵を追い詰める。レディMの正体もわかる。 シリーズ全体スパイ活躍もの。爽やかな感じだけどラブラブ度は低い。2014/10/23
terutyann
0
基本的に事件はたいしたことないシリーズでしたね(笑)。無難に楽しめたかな♪2010/10/16
MOMO
0
復帰した途端に悪漢に追われたり、落っこちたりといろいろと大変な目にあうエミリーちゃんですが、そんなことでめげたりなんざぁしません。おかげでグラント君は心配しっぱなし・・・おまけにどんなに心配しても「私は訓練を受けたスパイなの」ですまされるもんだから、弟相手にぼやく、ぼやく・・・ベン君もいい子よねぇ・・・ぼやく兄ちゃんを諭し、励ましするんだもん・・・ほんと、よくできた弟だわ・・・ところで、大騒ぎした割には事件の規模って結構お粗末だったわねぇ・・・2010/04/27
くろうさぎ
0
ヒロインの家族のひどさが嫌ですよね、、しかし、やっと謎のレディMの招待もわかってよかったです。でも、そんな人からちょっと操られてた?なんてね、、、2010/02/28