内容説明
カレンは、ヒマラヤ山中に建設中のホテルの現場監督を務めていた。悪魔に呪われていると噂される山を相手に工事は困難続き。毎日疲労困憊して眠りに落ちる彼女には、夜の闇にまぎれて訪れて情熱的に愛を交わす、夢とも幻の存在ともつかぬ謎めいた恋人がいる。しかし彼については名前も顔も知らず、わかるのはその野性的な香りと情熱的な愛撫の数々だけ。そんなある日、現場の崩落に巻き込まれたカレンを、ウォーロードと呼ばれる男性が救い出す。彼は略奪をなりわいとする無法者の集団のリーダーにして、狼人間だとも噂される人物で…。『闇の勇者たち』シリーズ第三弾。
著者等紹介
ドット，クリスティーナ［ドット，クリスティーナ］［Ｄｏｄｄ，Ｃｈｒｉｓｔｉｎａ］
ＲＩＴＡ賞、アメリカロマンス作家協会ゴールデン・ハート賞など数々の賞を受賞。デビュー以来、発表した長編作品は３０作以上にのぼり、特にヒストリカル・ロマンスの分野で多くの読者を魅了してきた。ワシントン州在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mum0031
3
ホテル建設中の現場監督のカレンと、 無法者集団の頭領ウｵーロード。 不倫の子として育ったカレンは、養父に認められたいと、日々劣悪な環境で作業している。 一方、ウｵーロードは一目で引かれ、 日々見守りながら、夜な夜なテントを訪れる。 愛情はかけて貰えなかったけど、 生き抜く術は教わっていたカレン。 3男のエイドリックが戻り、イコンが3枚。。残りの1枚は？ 2017/08/29
みろん
3
クリスティーナ・ドットの女性キャラの中で一番好感が持てるヒロインだった。「女だからってなめるんじゃないわよ！」と自分を奮い立たせているところが素敵！前半のヒーローは強引に押しまくってたけど、後半は尻に敷かれてるところが何とも言えない（笑）。2010/02/18
こえん
3
シリーズ中では一番好み。作中で２年の時間経過…その間のH/Hの変わりぶりと、変わらないところが良かった。○○で彼の正体を看破したヒロイン…すごいわ～。2009/08/27
MOMO
2
父ちゃんに、しっかりサバイバルを仕込まれてるカレンちゃん。護身術だって身につけてるもんだから、エイドリック君は一度ならず痛い目に・・・まぁ、自業自得だわな・・・それでも、もっとエイドリック君の心情を書いてほしかったような・・・だって、彼ってカレンちゃんへの想いだけですべてを耐え、立ち直ったんだもの・・・初めて彼女のテントを訪れた時の想いとか、もっと語って欲しかったわ・・・。ところで前回同様、大円団かと思ったら、爆弾発言という形で終わったけど、どうなるんでしょ？2009/10/03
hitomi
2
★★★★☆（4.5) ヒーローのドＳっぷりがすごい(笑)それに負けまいとするヒロインもまたイイ♪けど、2年経っていくら目の色が違ったっていっても本人と気付かないものなのかなぁ？とちょっと疑問に思ったり。2009/08/28
