内容説明
江戸・明治・大正・昭和・平成と赤穂事件から400年以上の歳月を経ても未だに色褪せない人間ドラマ・忠臣蔵。しかし、忠臣蔵の感動的な創作物が世に送り出され、多くの人々の手に届けられれば届けられるほど、真実の忠臣蔵の姿は今を生きる人々から遠ざかってしまう。忠臣蔵とは一体なんであったのか?事件当時の資料を紐解き、検証することによって、赤穂事件の真実に迫り、忠臣蔵の真髄を極める大江戸歴史雑学。
目次
プロローグ 忠臣蔵は仕組まれたドラマだった
第1章 誤解だらけの「刃傷松之廊下」
第2章 疑惑だらけの裁定
第3章 赤穂浅野家断絶!浪士たちの本音は?
第4章 検証!忠臣蔵を彩る都市伝説の真偽
第5章 吉良邸討ち入りの虚実
第6章 「赤穂事件」のあと始末
エピローグ 不滅の『忠臣蔵』人気
著者等紹介
杉山光男[スギヤマミツオ]
1956年宮城県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。出版社勤務を経て、作家、劇画原作者、フリー編集者等として活動。また、歴史研究家として、テレビ東京「新説!?みのもんたの日本ミステリー」「新説!?日本ミステリー」等にしばしば出演。「武田信玄と上杉謙信は信長に暗殺されていた」「武田信玄と徳川家康は親子だった」「佐々木小次郎はキリシタンだった」「千利休は家康の指令で秀吉暗殺を企んだ」「篤姫は将軍家定と大老井伊直弼暗殺の黒幕だった」「徳川吉宗の母親は忍者だった」等、さまざまな新説を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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