ぶんか社文庫
東京ディズニーランドをつくった男たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784821150656
  • NDC分類 689.21
  • Cコード C0195

内容説明

ウォルト・ディズニーが米・カリフォルニア州に「夢と魔法の王国・ディズニーランド」を建設したのは1955年のこと。そのわずか5年後に自国に本格的に誘致しようとした日本人がいた。その「巨大プロジェクト」が日の目を見たのは1983年のこと。本書では千葉・浦安にめでたくグランド・オープンを迎え、日本における「レジャー元年」を飾ったTDL誕生の裏側で動いた複数の企業、キーマンたちの時々刻々の行動ばかりでなく心の動きにまで鋭く斬りこんだ、緊迫のドキュメントである。

目次

プロローグ 八年間で一億人を突破
第1章 一〇ヵ月で漁民を説得
第2章 一〇年かけて二六〇万坪を埋め立てる
第3章 ディズニー首脳部、心を動かす
第4章 提携交渉の入口に立つ
第5章 ディズニー側・大いに怒る
第6章 千葉県という強い味方
第7章 時間がない!独断で契約
第8章 妥協許さぬ「こだわり精神」
第9章 夢は、ディズニーを超えるパークやリゾートを創りたい
結び―本当のドラマはこれから

著者等紹介

野口恒[ノグチヒサシ]
1945年愛知県生まれ。和歌山大学経済学部卒業。法政大学大学院社会科学研究科(経済学専攻)中退。出版社勤務を経て、現在フリージャーナリスト。情報・技術・人間に関するさまざまな問題をテーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しゅんいち

2
テレビで東京ディズニーシーの特集を見て興味を持って購入。 ディズニーのソフト面のクリエイティブな話ではなく、土地の確保やオリエンタルランドとディズニー側の交渉などについて詳しく書かれている。 なので、全体的にドロドロした内容なのだが、それが中々面白い。 夢の世界を作るために、裏ではハードな交渉を行う。 夢を持って何かを成し遂げるというのは、得てしてこういうことが行われているのだと思った。2020/12/05

ガンジス川沐浴子

2
1960年オリエンタルランド設立から1983年ディズニーランド開園、2001年ディズニーシー開園まで。 土地 金 契約。 漁民の説得 埋め立て ホテルへの土地売却 入園料の10%のロイヤリティ。 ブランドイメージを守ることの重要性。 2018/04/17

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