BKブックス<br> 人工衛星サニーの冒険―転生した“元”気象衛星がお天気令嬢になるまで

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人工衛星サニーの冒険―転生した“元”気象衛星がお天気令嬢になるまで

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784821147014
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

 


【目次】

内容説明

気象観測のために地球を回っていた人工衛星〈サニー1〉。ただの機械であるはずのそれは、ある出来事をきっかけに自我を獲得し―目を覚ますと、人間の少女サニーとして魔法が存在する異世界にいた。偶然にも子爵家に保護されたサニーは、若様と呼ばれる錬金術師・アルバートに出会う。この世界では天候は魔法によって動いていると信じられており、気象観測や科学理論の体系が存在しなかった。「それなら自分が“天気予報”を広めてみせます!」サニーは子爵家の面々や村人たちを巻き込みながら、仕事に恋(?)、そして新たな使命に挑んでいく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

わたー

16
★★★★★面白かった。自我の芽生えた気象衛星のサニー1は事故で地球に墜落したはずだったが、気が付くと人間の少女の姿で異世界に転移していた。慣れない人間の身体に戸惑いながらも、地球の知識をもとに誰かの役に立ちたいと天気予報を告げる彼女だったが、その世界は魔法が発達していたがゆえに気象予報の技術は発達しておらず…と始まる物語。人工物が人の肉体を得る話は読んだことがあれど、さすがに人工衛星は初めてだったのだが、これがなかなかどうして面白い。主人公は無機物、機械の身体であったときにはわからなかった、肉の身体を持つ2026/08/31

ほたる

9
面白かった。人工衛星が魔法の世界に転生したら。科学が進んでいない世界で、いかに気象現象を皆に理解してもらえるようにするか。気象への理解がなければ、大きな災害を招いてしまう。そして大事な人を亡くしてしまうこともあるだろう。でも、それを説明のつかないものとして片付けられてしまう。それを解きほぐすためのアプローチがちゃんとひとつずつ段階を踏んでいて、その説明もまた分かりやすいものになっていて、丁寧に描写されているところも良かった。それを経て、魔法と科学を交差させるのもまた見事。2026/08/24

MoriTomo

7
気象観測用の人工衛星が異世界の少女へ転生するという斬新な設定が印象的で、持ち前の気象知識を生かして人々の役に立ちながら成長していく姿に引き込まれました。 天気を予測するための道具作りや気象に関する解説も説得力があり、読んでいるこちらも思わず納得させられる内容でした。 当初はAI感が目立っていた主人公・サニーが、人々との交流を通して一人の女性として成長し、魅力的な存在へと変わっていく過程も見どころで、最後まで楽しめる異世界ファンタジーでした。2026/08/08

はじめまこと

7
面白かった!!!! 元の発想力もさることながら、物語としての地力がめっちゃ高い 無機物が人間として異世界転生する話は流石に初めて読んだが、価値観のズレをしっかりと書いているので人間の社会に溶け込もうとする主人公が映える 十分な知識がある主人公と十分な技術があるヒーローが組んでさせることが科学コミュニケーションなの、物語を作るのが上手いんですよね 天気予報とは信じられなければ価値がないので そしてその態度が主人公の人間を知ろうという物語のモチベーションにもなっているのが美しい ↓2026/05/13

リイエル

3
Web版既読。気象衛星が転生して、異世界に現代の気象学を持ち込む話。結構科学ネタの作品あるようにみえて、そういえば最近気象学をネタにした作品って最近なかったなと。実は最初のカクヨムコン応募の時からこの作品はちょっと光るモノがあると目を付けてた作品でもありました。始め方も、異世界での魔法との折り合いの付け方も、終わり方も綺麗で、ちょっとでも気象に興味があるなら是非読んでみて欲しい作品です。2026/01/19

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