出版社内容情報
内容説明
初めての舞踏会で、田舎貴族のベルナールは『麗しの薔薇』と囁かれている伯爵令嬢アニエスのもとに挨拶に向かったが、初対面にもかかわらずアニエスから冷たい目を向けられ、見下されてしまう。そんな不愉快極まりない出会いから数年後、アニエスの家がとある不祥事により没落してしまう。これでもう会うことはないだろう…そう思っていたベルナールの前になぜかアニエスが現れ、またしても“あの目”を向けてきた。思わず腹が立ったベルナールは、アニエスに「使用人として雇ってやる」と提案する。見下している相手から情けをかけられる気分はどうだ。そう思ったのだが、アニエスは涙ながらにその提案を受け入れて―。鈍感騎士と天然令嬢の勘違い純愛譚、始まります!
著者等紹介
江本マシメサ[エモトマシメサ]
『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』(宝島社)で2015年にデビュー。多数のコミカライズ原作を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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