内容説明
双極性障害で通院する母親&追い詰めてくるモラハラ義父。ヤングケアラー(=家族の介護を担う子供)中学生キヨの過酷な現実と希望。当事者が苦労と苦悩の思春期を振り返りながら描くコミックエッセイ。
著者等紹介
上野りゅうじん[ウエノリュウジン]
関東生まれ、関西育ちのバイリンガル。エッセイ漫画を中心に描いてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カッパ
10
ママは双極性障害とあとは人格障害もあるのかもなと感じました。もつものが多いと失うとつらくなりやすいのか?ヤングケアラーだった主人公にはおそらくなんらかの後遺症みたいなものは残りそう。でもきっと乗り越えていけるはず。そう思う本でした。2023/04/17
たっきー
7
ヤングケアラーの経験がある著者によるコミックエッセイ。母子で母が精神疾患だと本当に頼るところもなく、かつ母に振り回されて子どもも不安定になることが多い。このエッセイでは病院の相談員と出会えたので支援を受けられたので良かった。どんな支援者に出会えるかは運というところで、苦しんでいる子どもはたくさんいるのだろうなと思う。2021/06/13
いくみ♪
5
キンドルアンリミテッド。うつ病……大変や!フィクションだとしても、ラストは希望があって良かった。義父、下手したら手を出してきそうであぶなかったね。2023/01/15
阿輸迦
3
ケースワーカーの田中さんのアドバイスが的確で、よかったよかった。2022/07/08
ももかおるん
3
母親がうつ病になり過酷な日々を送る。ヤングケアラー…。子どもがつらい思いをしないようになってほしい。2022/01/05
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