内容説明
まんがで楽しく動物園のお医者さんがコッソリ伝える。120の動物のおもしろエピソード!!
目次
動物のないしょ話(動物の食べ物の話;動物のウンチの話;動物の危険な話;動物の恋の話;動物の赤ちゃんの話;鳥の話;動物の身体器官の話)
動物園の裏側(動物の解剖;動物園の知らない場所;飼育員さんの話;動物園の獣舎と展示;動物園の意味)
忘れられない動物たち(サスケのこと;アニーのこと)
著者等紹介
犬養ヒロ[イヌカイヒロ]
漫画家。動物病院にて看護師勤務経験アリ
北澤功[キタザワイサオ]
酪農学園大学卒業後、長野市茶臼山動物園・城山動物園に勤務。2010年東京都大田区で五十三次どうぶつ病院を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
28
流行りの動物トリビアというよりは、飼育のプロのウラ話。マンガも原案も動物園・病院関係者。良い仕事。オオタカやチンパンジーとの心の通い。人と動物の良い関係性を築こうという気持ちが伝わる。◉動物園は見世物小屋から、レク、環境教育、調査研究、種の保存へ。生態展示、ブリーディングローン、サルの個体管理に入れ墨(昔)、箱舟。◉(p.97)茶臼山動物園ではオリなしでレッサーパンダが見られるよ!手を伸ばせば届きそうな距離…! ◉連書「動物園にできること」2020/01/15
鷺@みんさー
26
象の死体解剖の話が興味深い。チンパンジーの師匠の話も良かった。四コマだけどギャグ的なテイストは低めで、後半になるほど真面目な本。2022/03/14
小紫
6
動物園の動物たちが、こんな風にお世話されているのね、と面白いこぼれ話がいっぱいでした。ゾウを怒らせてはいけないし、オランウータンは頭を使った攻撃をしてくる(笑)。飼育員さんたちの苦労や楽しみも知ることができました。……ただいかんせん、絵がサムいです。素人に毛が生えたような、とはこのことかと深く納得せざるを得ない。「ヘタ絵」とはいっても遠藤淑子の漫画のような味のあるそれではなくて、どうしてこれが商業誌?!と興醒めでした。情報の中身が面白いだけに、残念だわ〜。《図書館》2019/12/26
スバル
3
4コマ漫画で面白かった。動物のお世話は大変だろうけどその大変さも楽しそう。ゾウを解剖するのは大変だろうな。やはり動物の話にご飯とうんちの話は欠かせないですね。色々と気を使っても寄生虫がついてしまうこともあるんだな。キジのお婆さんがオス化していくのは驚きました。鳥も歳をとると男性ホルモンの割合が多くなっていくんだろうか。赤ちゃんを育てるのはどの生き物もかわいいけど大変そう。ミルワームの内蔵が離乳食とかどれだけミルワームを捌いたらいいのか検討もつきません。レッサーパンダの赤ちゃんは絶対かわいいだろうな。2022/12/21
うるの
3
かわいい動物のイラストとエピソード。知らなかった知識も得ることができて、楽しく読みました。餌のための動物も育てている、というお話にはちょっと複雑な思いですが・・・。動物のためになることも沢山あるというのはわかりましたが、やっぱり、人間のための施設であることは否めないなぁ。2021/06/20