内容説明
１９歳、初体験を風俗ですませた。あれから７年…。忘れられないあの娘たちのはなしをしよう。風俗レポに心と身体をささげる２５歳素人童貞。
目次
はじめて挿入して、私は素人童貞になった
風俗レポを書けば救われる
はじめてのピンクサロン―笑いと涙と四つ折りのパンツ
私は手をかざした。すると、風俗嬢はイッた
顔面舐めの唾液は、慈しみの涙
Ｍ性感嬢に「すごく綺麗な仁王立ちだね」と言われた話
清楚系デリヘル嬢は一周回ってやっぱり清楚
夢の国 池袋セン○ラルホテル
ピンクサロン源氏物語
ＶＲ風俗―人はイク…必ずイク…絶対イク…射精は避けられない…〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しき
18
冒頭を読んだ瞬間確信しました。これは名著です。風俗の体験談がここまで面白いなんて！ 最近面白い本に会ってないあなた、試しに読んでみませんか？ 軽妙な文章と真面目な考察のギャップがクセになります。接客やサービスが下手な女の子にあたっても、ユーモアや文学的思考で極上体験に変えてしまう文才も見事。巻末の付録には、プロフィールで女の子のランクを見極める方法つき。統計の取り方、考察の仕方など、ビジネス的にも参考になります。2019/10/16
ぴかりん
17
Kindleにて。めっちゃ笑える風俗体験記。そして、作者がとても文章力と分析力が高いため、立派な文学作品になっている気もします(笑)2022/08/13
ケー
14
テーマは煩悩に溢れまくっているが、本人の思いが熱すぎるのの哲学専攻ということもあり、文章がやたら読みやすく、上手いwでもどうやってカネを捻出してたんだろう……w2018/11/19
nbhd
13
＜心に残った一節＞私たちが人生に何を期待すべきかなどということは決して問題ではありません。そうではなく単に、人生が我々に何を期待するかということだけが問題なのであります。これはひとつのコペルニクス的転回です。すなわち、私たちは人生の意味のほうに向かって問いを立てるということをもうやめてしまうのであって、そのかわり、自分自身のことを人生から問いを問われた者として捉え直すのです。そのようにして問いを問われた者の上へと、人生は毎日毎時、問いを立てかけてくるのであります（フランクル「夜と霧」）。2019/07/12
坊っちゃん
12
★★★ 19歳で初風俗、本書（元はブログ）を上梓した時点でまだ推定25歳程である若い著者の性風俗体験記。それなりにユーモアのある文章で紹介される性風俗の世界に、思わず、へぇと感心したりする場面も。ペンネームの素童は素人童貞（風俗嬢との経験はあるが一般女性との経験が無い）の意味。そんな著者が「男の娘」とのプレイまで進むのだから性風俗の奥は深い。ラストは風俗店の風俗嬢紹介文を真面目に分析していて、「ハズレ」を引かないようアドバイス（？）をしてくれる。あらまあ親切ねえ。（コメント:2019/10/15）2019/10/15
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