花福さんの戦争ごはん日誌

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花福さんの戦争ごはん日誌

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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784821144600
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0095

内容説明

飽食の時代に風化させてはいけない食生活を噛みしめる。美味と悶絶のハザマを軽妙に描く実食コミックエッセイ!!

目次

ふかいシモ
人力精米ごはん
野草のお粥
2種の炒り大豆
ザリガニ
粟のお粥
どんぐり
いそべ焼き
すいとん
コーリャンのお粥〔ほか〕

著者等紹介

花福こざる[ハナフクコザル]
花屋兼マンガ家。東京都大田区にて夫婦で花屋「花福」を営業中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chatnoir

15
戦争を含む割には読み心地が軽いかな。戦中戦後、何を食べていましたか?とそれを経験した方に聞いて、作って食べてみる本。当時は材料も燃料も不足する中での調理で、そうとうひもじい思いや、味など二の次の食事をしていたのだろう。でも、現代ではそれが健康食になっていたりする...粟のおかゆや生麩は美味しそうだった。フスマはたぶんものすごく美味しくなかっただろうけど、最近それを使ったクッキーですごく美味しいのを食べた。戦争がないっていいね...本当にそれを知っている世代は減りつつあって、もっと記録に残して欲しいと思う。2018/03/25

刹那

7
あんまり食べたくないなー(笑)どんぐりは渋いらしい!!2018/05/28

チョビ

7
漫画の「この世界の片隅に」でも戦時中のごはん紹介がされていたが、その実践版?というところ。素材が紹介されて、それを著者(本業が花屋さんなので知識はある程度あるっぽい)が調理をする、というものだが、担当さんが「投げるだけ」なところがあるので、それに右往左往する著者を楽しむ漫画というところか。ただし今の食材は品種改良がかなりされているらしいし、自分も一部雑穀なんかは食しているので、そんなに抵抗がなく読めてしまった…。絵がとにかく可愛いです!2017/09/25

Lazy Girl

5
戦争中に食べていたものを現代の食材で再現してみるエッセイ。戦争という重いテーマだけれど、ゆる~く描かれているのでさくっと読めた。けれど平和に対する思いは伝わります。どの食材も品種改良で美味しくなっちゃって、再現は難しいよね。2017/10/01

noko

3
八月だから戦争関係の本を読んでみた。戦地に行った人は勿論、戦地に行っていない人も、いきていくのは大変な時代だったんだな。戦争を知る時代の人が少なくなっていて、当時の事を記録しておくのは大切な事だと思う。死んだ祖父は、粟を食べていた話をしていたな。我が子と秋になると公園に拾いにいく、どんぐり。食べられるのは知ってたけれど、苦いとは残念。美味しいご飯が毎日食べられるって、本当に幸せなことなんだね。みんなで仲良くしたいね。2019/08/27

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