内容説明
「不安（親の介護）」が「現実」になった時、家族に何ができるのか！？リハビリ生活、要介護認定の取得、非協力的な父…歩けなくなった母の介護を通して、家族の絆と夫婦のあり方を描いたコミックエッセイ・上巻！！
目次
その日は、突然に
朝昼晩の一日三回
股裂きの刑になっちゃった
被害者は誰だ
うなぎとカミングアウト
リフォームはダメ、ゼッタイ！
まさかの父流リフォーム
意味不明家族
小さいアイドル
歩幅五ｍｍの大移動〔ほか〕
著者等紹介
堀田あきお［ホッタアキオ］
１９５６年、北海道生まれ。故・手塚治虫に師事。『本当にあった笑える話』（ぶんか社）での連載のほか、児童書の挿し絵やイラストなども多く手がけている
堀田かよ［ホッタカヨ］
１９６２年、群馬県生まれ。編集者を経て、漫画原作者となる。堀田あきお作品のほとんどの原作を手がけている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
68
感想は下巻にて・・2016/08/01
ニッポニア
54
続編があるので、そちらを読んでから考えたいところ。だけど介護って、結局やる側の都合で快適にしていくべきじゃないか、そうしないと続かない。人として向き合うためには無理をしてはいけない、ということを心がけたい。お父さんは、この漫画を読む限り、みんな嫌いになるだろうけど、あの人なりの何か、があるのかなあ。2023/12/23
鱒子
49
kindle本 prime。母の介護についての漫画。この本の通りケアマネさんに当たり外れはある。本当にかなりある。誰しも一生懸命やってくれているとおもうのだが、残念ながら違いは如実です。こりゃダメかも…と思ったなら、次いこ次！と割り切りが必要です。介護で実家に通うにも片道2時間半。そしてやっかいなガンコ親父の存在。ご苦労がしのばれます。夫アキオさんの存在が救いです。2018/06/11
みーなんきー
22
偶然つけたNHKの番組に、カヨさんが出ていて、この画風を見た時に、以前読んだ不妊の本を思い出しました。実直で、心が綺麗な方なので、きっと苦労しながらもお母さんのために一生懸命尽くしてるのだろうな、と想像はできました。ご主人のアキオさん共々、押し付け合うことなく、不安を夫婦でかばい合いながら生きていく姿勢、素晴らしいです。漫画もそうだけど、現実に、このご夫婦の人間的な魅力が他人を惹きつける、と思う。2019/02/07
青龍
15
Kindle読み放題にて。名前は知っていたけど、初読の作家さん。私自身、親の介護のため、色々調べたから、大変さや各システムに対する憤りが実感できる。ただ、このお父さんは、何？ という感が拭えない。身勝手にも程があるでしょ。こういう男の人、世間にはそこそこいるのでしょうか。2019/04/20
