恋愛自由市場主義宣言！―確実に「ラブ」と「セックス」を手に入れる鉄則

岡田 斗司夫【著】

ぶんか社（2003/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 221p／高さ 19cm
• 商品コード 9784821108428
• NDC分類 141.6
• Cコード C0095

内容説明

「好きな人には恋人がいる」「結婚しているのに、好きな人ができてしまった」「恋愛したいと思っているのに、なかなかできない」「恋人は好きなのに、セックスはちっとも楽しくない」「本当は恋愛なんてしたくない」…。こんな悩みを抱えている人はたくさんいます。でも、これらはすべて「本当の恋愛」を知らないから起こる勘違いです。恋愛に悩む人は、「自分に必要なラブとセックス」を手に入れる方法に気づかないだけ。これから訪れる恋愛自由市場では、私たちはありのままの自分の心を否定することなく、素晴らしい恋ができるようになります。誰がどんな恋をしようと、思うがまま。新しい恋愛の法則を身につければ、あなたは必ず恋愛できます。本書を読めば、あなたにピッタリの幸せな恋が確実に手に入ることをお約束します。

目次

第１部　恋愛自由市場社会のハッピーモデルたち（自立した人間に恋愛は必要ない。ほしいのはセフレだけ（ＶＳ江川達也）
全国７大都市に奥さん子どもがいるのが理想（ＶＳ大槻ケンヂ）
モテない男の確率型恋愛手段とはなにか（ＶＳ森永卓郎）
恋愛は主菜じゃなくデザートでいい（ＶＳ倉田真由美））
第２部　恋愛自由市場社会には、不幸な恋はない（ラブ＆セックス裕福な女性になるためのＱ＆Ａ；必ずモテる男になるためのＱ＆Ａ）

著者等紹介

岡田斗司夫［オカダトシオ］
１９５８年大阪生まれ。１９８５年アニメ・ゲーム会社「ガイナックス」を立ち上げ、映画『オネアミスの翼』、ＮＨＫアニメ『不思議の海のナディア』をはじめ、数多くの名作を世に送る。１９９７年まで東京大学非常勤講師を務める。現在は作家・評論家。２００１年に刊行した『フロン』（海拓舎）で新しい時代の家庭・夫婦・親子論を展開。「父親のリストラ」が必然になっているという結論にいたり、自ら「フロン」的に離婚を実行。この『フロン』に対し特に女性からの大きな反響を受け、現在は恋愛、結婚などのテーマでの活動も多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Arowana]

自他を比べて一喜一憂するのをやめて「オンリー・ユー・フォーエバー」幻想（不自由な性愛観）を捨てる事で互いの人権拡張を目指しながら自由な人材のトレードを許容して生き方の選択肢を押し広げよう。性愛観は十人十色なので固定観念で過敏な道徳批判はよそうとの事。経済学に倣い恋愛自由市場における通貨価値「ラブ」という理論を導入し、実生活への配慮を欠く従来のＨリターン＆Ｈリスク（１００ラブ獲得を目指す一対一の純愛）を避け、VR・人等複数の対象にコミットしながら手軽にラブ度の総和を上昇させるのが望ましいという主旨でした。

2016/10/25

[tanahide_en]

もてなそうな人しかでてこないから説得力にかける気がする

2014/11/24

[仲本テンカ]

あぁ、もう！ 全部言っちゃったよ、岡田さん。男に恋愛は分からないって、はっきり言っちゃったよ。そして、それを理解している、小技上手な女性がモテるってことも言っちゃったよ。たいていの男は、心臓の脈拍を上げさえすれば、案外簡単に落ちるんですよ。嗚呼、なんてカッコ悪いんだろうね、男って…。

2013/11/06

[くさてる]

江川達也の恋愛論を初めて読んだのだが、ずっと「クロマティ高校」のあの名台詞が響きっぱなし。すなわち「それはギャグで言っているのか？！」

2010/01/06

[ore]

対談も本編もおもしろい。オンリーユー、フォーエバー幻想という言葉を作るあたりはさすが。恋愛を難しく考えすぎてたな。

2009/09/25