内容説明
本書は、現在20~50代の大人たちが、小学校で習った国語教科書から、記憶の片隅にある名作をそのままの形で抜粋したものである。
目次
小学一年生(ありとはと;一すんぼうし;げんごろうぶな)
小学二年生(きかん車やえもん(あがわひろゆき)
かわいそうなぞう(土屋由岐雄))
小学三年生(ピノキオ;かがみの中の犬)
小学四年生(ごんぎつね(新美南吉)
チワンのにしき(君島久子訳)
はだかの王様(アンデルセン))
小学五年生(レナド(スクワイア作)
おかあさんの手のひら(壷井栄)
大きなしらかば(アルチューホワ 西郷竹彦訳))
小学六年生(めもあある美術館(大井三重子)
桃花片(岡野薫子)
最後の授業(アルフォンス=ドーテ))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こころのかおり
1
小学生時代、国語の教科書が大好きでした。6年間で1番目、2番目に好きだったお話がこの1冊に収録されていたので、迷わず購入。久しぶりに読んだ『チワンのにしき』に『桃花片』はやはり面白く、また年を経てから新しく芽生えた感想もあり、本当に買って良かったと思いました。『チワンの~』は別の本で長いバージョンを読んだことがあるのですが、『桃花片』もあるのかしら?気になります。2013/03/20
カリメロ
0
昔の国語教科書のお話て、こんなに道徳的だったのかしらと感じた。「ピノキオ」の主題とは一体何?無私の愛情?「ありとはと」は、近所のお兄さんが教室に来てくれてありが助けを呼ぶ場面で「SOS!SOS!」と呼んでくれたことから、彼をSOS兄ちゃんと呼ぶようになった昔々の思い出がよみがえってきた。なつかしや・・・2015/03/18
ふぁんた
0
本棚を整理していて以下略。20~50代と幅広い年代の小学校の教科書内容なのに16作品しか収録されていないので、正直知らないものの方が多くて私にはガッカリな本。なのに買ったのは、この中の大井三重子さんの「めもあある美術館」が読みたかったから。「水曜日のクルト」という短編集にのみ収録で、絶版だったので。(しかしその後クルトは新版で刊行されたので、もうこの本はブックオフ行きだな…)2012/04/17
ナイショ。
0
図書館から借りる。2009/12/01
ソニックゆうすけ
0
きかん車やえもん、かわいそうなぞう、ごんぎつねを良く覚えていた。今読んでも名作。他の未読の作品たちも、教科書検定通過しているだけあって、とてもよい。本書を読んで感じたのはみんな余韻を残す終わり方をしているということです。できれば、小学生の時習ったものをいっぱい読みたいけど、、類似本ありそうですよね。2021/04/18
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