通常学級の授業ユニバーサルザデイン―「特別」ではない支援教育のために

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784821073467
  • NDC分類 378
  • Cコード C3037

目次

第1部 授業ユニバーサルデザインのすすめ(通常学級における特別支援―なぜ「授業」からの支援か?;ユニバーサルデザインの学級経営と授業づくり;学級経営こそ「授業づくり」の基礎1―秩序のある安全なクラスは最大の支援;学級経営こそ「授業づくり」の基礎2―「ぶれない学級」の基盤づくり;ユニバーサルデザインの授業づくりとは?)
第2部 授業ユニバーサルデザインの実践(授業構成を工夫する!―導入・展開・まとめのアイデア;教師の話を工夫する!―指示・説明・発問等のアイデア;板書や机間支援を工夫する!;視覚情報や作業・動作を活用する!)
第3部 特別支援教育と「授業」(一人ひとりを「徹底的」に大切にする授業の実現と授業者への支援;特別支援教育と今後の授業の在り方)

著者等紹介

佐藤愼二[サトウシンジ]
植草学園短期大学福祉学科児童障害福祉専攻主任教授。明治学院大学社会学部卒業、千葉大学教育学研究科修了。千葉県内の知的障害養護学校(現在の特別支援学校)及び小学校情緒障害通級指導教室での23年間の勤務を経て現職。全日本特別支援教育研究連盟評議員、同機関誌『特別支援教育研究』編集委員、日本発達障害学会評議員、日本生活中心教育研究会理事、千葉県広域特別支援連携協議会平成20、21年度座長ほか。特別支援教育士スーパーバイザー

漆澤恭子[ウルシザワキョウコ]
植草学園短期大学福祉学科児童障害福祉専攻教授。東京学芸大学初等教育教員養成課程国語科卒業。東京都公立小学校の通常学級を中心に、知的障害及び情緒障害特殊学級(現在の特別支援学級)での、30年間の勤務を経て現職。全日本特別支援教育研究連盟出版部員、同機関誌『特別支援教育研究』前編集委員。特別支援教育士スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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せい

1
授業ユニバーサルデザインは教員になる上で大切になるスキルである。小学校用の学習指導案も記載されていた。直接は使えないが、ヒントが多く詰まっていた。一人ひとりを大切にする授業力を上げるためには、授業コンサルテーションを行うこと。学習指導案を担任が作成し、特別支援教育コーディネーターがLD等の特性を生かした支援,指導を提案ふる。特別支援教育コーディネーターは授業観察や行動観察を行い、改善点を話し合う。評価については障害のある子どもの評価とどに、学級全体としての評価とに切り分けて両者を論じることが必要。2016/09/15

しょこラッテ

1
具体的な指導法がたくさんのっていて参考になりました。ちょっとした工夫でみんなが分かりやすいというのはいいですね。2011/01/09

ナナシ

0
【p11 通常学級での特別支援の取り組みは今、「LD等の子どもたちのための通常学級のバリアフリー化」という観点に加えて、学級の子どもたち一人ひとりの違いに応じ、LD等の子どもを含めた学級の子どもたち全体に役立つ「ユニバーサルデザインの学級経営・授業づくり」を目指すべき時期を迎えているのです。】 具体的な技術は他本と同じ。それを一人のためではなく、全員のためと捉える発想の大切さ。2016/02/02

ぴーたん

0
特別支援教育研究という雑誌に載せられた記事を中心にまとめられたものです。特別支援を特別な人のものと考えず、普通教室にいる子どもたちにもわかりやすく使えるものとしてユニバーサルデザイン授業を提案しています。今は必ず教室の中に一人は支援の必要な生徒がいます。普通学級でもそういう子どもたちが特別扱いでもなく、平等に支援が受けられるといいなと思い今した。小中学校だけではなく、高校にもユニバーサルデザインの授業が必要という提言があり、共感しました。学校に広めたいなー。2011/09/06

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