内容説明
貧困 自己肯定感の低さ トラウマ 虐待 ネグレクト デートDV ヤングケアラー 暴力 支配と依存 アタッチメント形成不全。公教育だからこそ、子どもたちの抱える困難に立ち向かわなければ。教師たちの熱い挑戦が始まった―
目次
第1章 ルポ「『生きる』教育」(幸せへの権利、守られている?“小学校3年”;「『生きる』教育」とは ほか)
第2章 「『生きる』教育」に取り組む(なぜ「『生きる』教育」が誕生したのか―暴力を「ことば」に変え、生い立ちを「誇り」とする;「『生きる』教育」と人権教育 ほか)
第3章 すべての子どもと大人に「『生きる』教育」を―「グリ下」、少年院の若者たちへの実践で学んだこと
第4章 公教育における「『生きる』教育」の意義(日本の学校における「生きづらさ」?;「『生きる』教育」誕生の経緯 ほか)
著者等紹介
大久保真紀[オオクボマキ]
朝日新聞編集委員。記者として、中国残留邦人や虐待を受けた子ども、性暴力被害者など、「声なき声」に耳を傾ける取材を重ねている。2021年度日本記者クラブ賞受賞
西岡加名恵[ニシオカカナエ]
京都大学大学院教育学研究科教授。さまざまな学校と共同し、カリキュラム改善やパフォーマンス評価などの研究開発を行っている
今垣清彦[イマガキキヨヒコ]
大阪市立田島南小学校・田島中学校校長。2022年開校の田島南小中一貫校副校長を経て2023年から校長。日々、教職員とともに「『生きる』教育」のブラッシュアップに取り組んでいる
木村幹彦[キムラミキヒコ]
大阪市立南市岡小学校校長。生野南小学校教頭、校長の経験を基に、南市岡小学校版「『生きる』教育」を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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