内容説明
「努力が必要である」が多くて自分はできないと卑下する子がいる。「十分達成している」が多くて自分はできると満足する子がいる。それは教育が本来めざす姿だろうか?評価の功罪と向き合い、第三の道の挑戦が始まった!
目次
第1章 通知表をやめた香川小学校のあゆみ(通知表への疑問;考え抜いた教師たち;廃止1年目の迷走 ほか)
第2章 通知表をやめたら何が変わったのだろう(3年担任座談会 通知表をなくして3年目の子どもたち;教師は「通知表廃止」をどう受け止めているか;「保護者アンケート」に寄せられた意見を今後に生かす ほか)
第3章 通知表のもつ功罪と向き合った小学校(教育評価論と通知表;香川小学校の取り組みの意義を理解するために;改革で迫られる実践レベルでの変容)
著者等紹介
小田智博[オダトモヒロ]
共同通信社社会部記者。山口県出身。2005年に入社し、大分支局、福岡支社編集部、社会部、長野支局を経て2015年から社会部。近年は教育分野を中心に取材している
國分一哉[コクブカズヤ]
神奈川県茅ヶ崎市立香川小学校長。1985年に教職に就く。算数大好きと言ってもらえるように楽しい算数を学級経営の中心に実践を重ねる。「楽しい」をキーワードに子どもたちと38年過ごす
藤本和久[フジモトカズヒサ]
慶應義塾大学教授。子どもの学びの姿に関心を寄せ、香川小学校はじめ、国・公立小中学校の授業研究に多数関わる。専門は教育方法学・カリキュラム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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