内容説明
戦前の改革者から学ぶ、今を生き、未来を生きる子どもたちに贈る16の教育実践。
目次
序章 日本における近代教育の成立と教育実践(学校の定着と教師たち;知育から徳育へ、教材や教育方法の自由から統制へ ほか)
第1章 教科の本質を見つめて(山本鼎の自由画教育―臨画から創造へ;友納友次郎と系統的文章指導―自己表現と技能教授の両立をめざして ほか)
第2章 学校の創造(及川平治と分団式動的教育法―すべての子らのために;澤柳政太郎と成城小学校―「教育の事実」に基づく教育研究の試行 ほか)
第3章 社会変動と教育(戸塚廉といたずら教育学―教育と社会とのつながりを求めて;村山俊太郎と綴方のリアリズム「生活をありのままに綴る」とはどういうことか ほか)
著者等紹介
川地亜弥子[カワジアヤコ]
1974年生まれ。神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。教育学博士(京都大学)。専門は教育方法学、生活綴方・作文教育
田中耕治[タナカコウジ]
1952年生まれ。佛教大学教育学部客員教授。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。京都大学名誉教授。専門は教育方法学・教育評価論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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