内容説明
即返信…。ケータイを片時も手放せない子どもたち。今からできる、子どもたちの心のサインを読み取る、ケータイ・ネット指導の進め方を提案。
目次
1章 子どものケータイ・ネット世界を取り巻く様々な危険と問題(即レス症候群;ケータイ的関係 ほか)
2章 ケータイ・ネット世界の動向―日本の携帯電話普及率はかなり遅れている!(なぜ日本では、子どものケータイが問題になるの?―ケータイ大国ルクセンブルク;子どもがケータイを所有する理由 ほか)
3章 危険なケータイ・ネット世界の安全なつきあい方(ネットいじめにどう対応したらいい?―大人の背を見て育つ子ども;リアルいじめとネットいじめの違い ほか)
4章 ケータイ・ネット指導のプランニング(日頃の観察でできるケータイ・ネット指導;「ケータイAtoF」…ルールを明確に ほか)
著者等紹介
加納寛子[カノウヒロコ]
山形大学基盤教育院・准教授。専門は情報教育、情報社会論。東京学芸大学教育学部数学科卒業、同大学院教育学研究科修士課程修了、早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士後期課程満期退学。情報機器が心に及ぼす影響をテーマに、若者の就業実態とITの関わり、情報モラル教育の指導法について主に研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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fune
1
ネットは危ないからと遠ざけるだけではだめ。どうやって(一緒に学びながら)指導していくかについて参考になる本。巻末の略語は面白いが、これもどんどん変わっていくから覚えても無駄かな。2014/09/25
NoDurians
0
これまで読んだ本の中ではネットの現状を一番うまくまとめていると思う。十分に巻き込まれて言うのも何だけれど、情報とか発信とかってそんなに大事なものか。現実があって、そのおまけじゃないの? そういう視点を子どもに与えるためにはある程度の指導は必要だろう。最後の資料の質の低さが玉に瑕。2012/01/27
もりこ
0
子どもがどのように携帯を使用してるかっていうのは凄く気にかかるとは思うが,ケータイ・ポートフォリオなんて作られたら面倒になって携帯なんかいらん,と私なら言う(笑)放任は勿論いけないことなんだけど,あまりにも徹底しすぎれば親子間にも溝が出来そうだなあ。「結局信用してくれてないんだ」って思っちゃう子も出てくると思うな。結局どうするのが一番良いのかは分からない。ていうか答えなんて出ないんだろうなあ。それで笑えたのが巻末の略語紹介ページ。「カエラ」木村カエラのこととか,そんな説明までされていて笑った(笑)2012/01/21
そふぃあ
0
子どもに携帯を使わせる時は、与えるのでなく親のものを貸し与えているというかたちにする。携帯もパソコンもいつも利用状況をチェックできるようにしておく。ケータイ・ポートフォリオ、こんな面倒なこと書かなきゃいけないなら携帯いらないとうちの子なら言いそうだ。2010/01/27
けんとまん1007
0
いろんな考え方がありますが、知ること・知らせることから始めないと、よい結果には結びつかない。2009/12/23