内容説明
中学2年の進は、好きな女の子の誕生日プレゼントを買うために、ひと夏でお金が必要だった。夏期講習でいっしょになったクラスメートの直美がすこし気になってもいる。ふとしたはずみで、おじさんからお金を借りて株を買った進だが…。株とプレゼントと揺れる心の行方は。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年東京生まれ。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞、続編の『ルドルフともだちひとりだち』(講談社)で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、「路傍の石」幼少年文学賞受賞。1992年、『デーオバルトの騎士道入門』(理論社)でうつのみやこども賞受賞
奥江幸子[オクエサチコ]
東京生まれ。立教大学英米文学科卒業。英会話を教えるかたわら油絵を描き、個展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ミーコ
49
斉藤洋さん2冊めで 帯の「ひと夏の青春ストーリー」に惹かれて借りました。初恋?のトキメキにわくわくしながら読みました。進くん 心で思った事を口に出さない所が大人(笑) お兄ちゃんに教えて貰った株取引を実際 やってしまう所に驚き そして服部さんに頼んで大儲けに又々 びっくり❣ そして 中学生なのに プラチナ台の真珠の指輪や ブランド物の時計をプレゼントするのはあり得ない❗と思いましたが アチラ系の叔父さんや服部さん 太っ腹で面白かったです。なんだか青春時代を取り戻した様な気分で読めました。2017/09/02
2
斉藤洋の描く主人公のような人になりたいって今でも思う。2014/08/16
うー。
2
おもしろかった!中学生男子にも女子にもオススメ。斉藤洋さんらしく読みやすい。上手い。 男の子が主人公で、夏休みの塾通いや憧れと好きの違い、株でお金を儲ける仕組みなど身近で興味のある話題を盛り込んでいます。 ミステリアスな大人が出てくるのもおもしろい。2013/04/01
tetsu
2
☆4中学生の夏休みの恋のはなし。株取引についてはちょっと話がうますぎ。2011/11/03
そら@真面目にダイエット中
2
夏休み明けまでに、好きな女の子の誕生日プレゼントを用意しなくちゃいけない。しかも、ライバルより目立つものを。そこで、進はお金持ちの叔父さんに百万円貸してと冗談で言ったら本当に貸してくれた!進のひと夏のお金儲けと、恋の話です。進の心の揺れに進自身があまりにも気づかないもどかしさや鈍感さにちょっぴりイライラさせられながらも、一気に読みました。夏独特の雰囲気はそんなに目立っていなかったかなぁと思います。2010/08/11
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