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内容説明
クラスのなかのいろいろな個性を持った子どもたち。そんな子どもたちの「できるところ」「得意なところ」を見つけ、のばしていく。特別支援教育をポジティブに進めるための実践的な方法を紹介。
目次
第1章 子どもたちをのばす特別支援教育(応用行動分析を特別支援教育に生かす;ABC教育法の基礎 ほか)
第2章 子どもたちの「苦手」の理解(子どもたちとクラスの相互作用の理解;個の理解(1)落ち着きのない子ども(多動傾向をもつ子ども) ほか)
第3章 子どもたちの「できる!」をのばす支援(クラス全体への支援(1)子どもたちとクラスの相互作用を生かす
クラス全体への支援(2)みんなを受け入れる仲間づくり ほか)
第4章 学習の基礎を身につけさせる支援(学習支援の基礎;聞くこと・聞いて理解することの支援 ほか)
第5章 校内支援システム・保護者との連携(校内の連携(1)特別支援教育コーディネーター
校内の連携(2)学級支援員 ほか)
著者等紹介
山本淳一[ヤマモトジュンイチ]
慶應義塾大学文学部教授(文学博士)。専門:応用行動分析、臨床発達心理学。慶應義塾大学大学院博士課程心理学専攻を修了後、明星大学人文学部、筑波大学心身障害学系の助教授を経て、現職。臨床心理士。臨床発達心理士。発達障害をもつ子どもたちに、どのような教育支援が有効であるかを明らかにするための科学的・実証的研究を進めている。教育支援方法の国際的スタンダードと、多くの子どもたちとのかかわりのなかからつかんだ効果的な支援方法とを融合させながら、実践的な学習支援・行動支援、研修会・ワークショップを積み重ねている
池田聡子[イケダサトコ]
かえつ有明中・高等学校スクールカウンセラー。筑紫女学園短期大学卒業後、埼玉県公立中学校国語科教員として働くなかで、教育相談を担当。10年間の教員生活を経てカウンセラーとなり、現職。JECA上級カウンセラー。埼玉県志木市特別支援教育プロジェクトスーパーバイザー。軽度発達障害をもつ子どもの理解と支援のための研究会活動の一環として、2001年よりソーシャルスキルトレーニング「たんぽぽ土曜教室」を開催。また、通常学級に在籍する特別な配慮を必要とする子どもたちへの対応を通し、具体的で効果的な支援について、山本淳一教授とともに研究を進めている。2006年、子どもたちへの個別支援と相談ができる療育ルームを東京都板橋区に開設、スーパーバイザーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。