出版社内容情報
硬い用語を読むだけでは理解しづらい日商簿記3級の内容を、成長ストーリーのマンガと解説・例題で理解に落とし込む一冊。
内容説明
猪突猛進な性格から度重なるミスを犯したことで突如、倒産寸前の子会社「能率企画」の社長へと実質リストラの出向辞令が下った加賀博美。元の職場「能率商事」に戻る条件として日商簿記3級合格の指令が与えられます。同時に出向した108の資格を持つがぬいぐるみを介してしか話せない白石揚羽の協力を得ながら会社経営と簿記に悪戦苦闘。博美は無事、日商簿記3級に合格し「能率商事」に復帰できるのでしょうか。そして、子会社「能率企画」の運命やいかに!?
目次
簿記とは
第1章 簿記の基礎
第2章 商品売買
第3章 現金・預金
第4章 固定資産と有価証券・日常の取引1
第5章 日常の取引2
第6章 手形・その他取引
第7章 帳簿
第8章 伝票・試算表
第9章 決算手続き
第10章 精算表の作成・貸借対照表と損益計算書
著者等紹介
前田信弘[マエダノブヒロ]
経営コンサルタント。ファイナンシャル・プランナー(1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP)。長年にわたり、経営、会計、金融、マーケティングなど幅広くビジネス教育に取り組むとともに、さまざまなジャンルで執筆・コンサルティング活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
13
簿記本11冊目。さて、近々簿記3級を受験しようと思い、総復習のため読んだ。ドタバタ経営ストーリー漫画のドタバタっぷりを味わいながら、簿記フレームを頭の中でコツコツ整理。簿記の学習を通して、これまでなかった感覚がカラダに定着してきた気がする。「資産/負債」感覚だ。企業にとって、商品の取引で受け取る消費税は「負債」になる→あとで納税する必要があるから。一方、商品の取引で支払う消費税は「資産」になる→あとで納税するものを先んじて支払ったから。あとは、補助簿をなんとかしないといけない。補助簿、補助簿、補助簿…。2024/10/04
nbhd
12
試験勉強で決算書まわりの理解に苦戦しているので、簿記のフレームの再確認。①左・借方/右・借方、②資産、負債、純資産、収益、費用の5つのグループ。ここにもうひとつフレームを加えるのなら、③ストックとフローだ。貸借対照表はストック(現時点のお金の状況)、損益計算書はフロー(今年度のお金の動き)だ。あと、当たり前だけど、④「3月31日」というのも、なかなか深みのある簿記のフレームだ。4月1日以降に受け取るお金、払うお金も、ひとまず3月31日前に計上しないといけない。このへんに慣れれば、試験は何とかなりそうだ。2024/10/09
miyatatsu
2
昔勉強した本には書かれていない情報を学べたのでよかったです。あとマンガベースなので本当にわかりやすかったです。2018/02/27
井汲
0
父が仕事の都合で簿記受けると言い出したので対抗心で勉強中。思った以上に漫画の質が良くて漫画ページの続き読みたいから学習ページも早くこなそうと集中できた。▼しかし読み終わってから気付いたが簿記3級の出題前提が19年以降個人商店から小規模の株式会社に変更になっているのだった!中古で買ったので知らなかった。▼すでに2回の改訂されたらしい。2級は正しく最新版を使いたい。2級商業簿記編は5月末、工業簿記もそのうち?2022/04/30
てら
0
漫画で読みやすかった 2019/08/11