ウサギくんと少年ルッコラのマーケティングの物語―50年後も変わらない、売れるモノをつくる10の基本

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784820748519
  • NDC分類 675
  • Cコード C2034

内容説明

お母さんと二人暮らしの小学生ルッコラ。ある日、突然、空から舞い降りてきたロボットの「ウサギくん」と一緒に暮らすことになりました。ウサギくんとルッコラは、発明品を多くの人に売ろうと挑戦します。その経験を通じて、モノをつくって売ることにはどんなことが大事かを学んでいきます。ウサギロボットと少年の寓話を通して、マーケティングの基本がわかります。

目次

第1章 こんなにすごいモノでも売れないよ―コンセプトの話
第2章 ルッコラ、才能を無駄づかい―顧客満足の話
第3章 ウサギくんの知らない価値―商品の話
第4章 キーパーくん、いくらで売れるかな?―価格の話
第5章 キレイなお姉さんに任せてみよう―流通の話
第6章 王様が教えてくれたこと―広告の話
第7章 対決!キーパーくんのそっくりさん!―競争戦略の話
第8章 ルッコラ、倉庫へいく―事業戦略の話
第9章 ウサギくん、おうちに帰る―サービスの話
最終章 50年後‐そして伝説へ―イノベーションの話

著者等紹介

小川亮[オガワマコト]
株式会社アイ・コーポレーション代表取締役。1971年東京生まれ、慶應義塾大学環境情報学部卒業後、キッコーマン株式会社、慶應ビジネススクール(慶応義塾大学大学院経営管理研究科)を経て、現職。2004年武蔵大学非常勤講師、2007年文部科学省学習指導要領協力者、2009年~日本大学商学部非常勤講師

のり[ノリ]
Noriko Sato。慶応義塾大学文学部を卒業後、会社勤務を経て、イギリスのブライトン大学イラストレーション科で学ぶため渡英。卒業後、2012年よりフリーのイラストレーターとして東京を拠点に活動中。イラストだけでなく、短編アニメーションや立体作品も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かやは

14
「商品を作って売る」というマーケティングの基本がわかる一冊。ルッコラとうさぎくんのコンビは、ジョブズとウォズニアックのコンビに似ている。商品を作りだす人と、必要とされている商品を考え、必要としている人を見つけられる人。自分はどちらの人に向いているか、把握することがまず大切だ。「信頼」は何よりの商品である。「ブランド」とも言い換えられるそれは、一度与えることができれば、何度でも購入してもらえる商品となる。逆に言えば、一度失ってしまうと、取り戻すことは非常に困難となるだろう。2016/06/30

アロハ

7
図書館本。会社でマーケティングの講習を受けている流れで読んでみたが、まぁ分かりやすい!絵本でマーケティング?!と思ったけど、かなりありです。ルッコラがかわいくて!たまに読み返して身にしたい。2017/10/24

ayamari

3
著者が関係者のため読了。マーケティングの基本がわかりやすいです。初め、絵本部分に違和感がありましたが、読み進めるうちに慣れてきて(笑)、解説部分のわかりやすさが増した気がします。基本を侮るなかれ。何度も何度も同じことを学ぶことで、自分のものになっていくのだろうなと感じました。2015/01/27

りら

3
図書館。斬新な本だ。この本自体がマーケティング理論を元にしているとも言える。中学生くらいからでも理解できそうに思う。この本がもっと早く世に出ていたら、私も大学院で、専門外のマーケティング関係の科目ももうちょっと興味持てたと思うし、取ってたかもしれない。それが、なんとも残念…。それにしてもルッコラ、ウサギくんと出会えて、意外な自分の才能を発見し、活かすことができて、良かったね☆それと、ウサギくん、カネカネ言いすぎ。何があったんや…。2013/12/11

ササキマコト

2
小手先のテクニックではなく、本質的な部分について学べるので、マーケティングを勉強する人の最初の一冊としてオススメです。内容も、半分は絵本なので難しくはありません。ウサギくんが思いのほか俗物なので、くすりと笑えます。ウサギのくせにニンジン嫌いだし、ちょっと儲かると札束お風呂に入っちゃうし、こいつ、昔話だったら絶対痛い目に遭う方のキャラじゃん!ルッコラが純粋なキャラだけに、その対比で、ちょいちょい笑えました。2014/10/03

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