内容説明
営業先で、生産現場で、仕様の議論の場で、「しっかり理解できる力」がきちんと身につく!設計者はなぜ、そう描くのか?なぜ、そう表現するのか?がわかれば、設計図は手にとるように読める。第三角法の基礎から幾何公差の読み取り方まで。
目次
はじめに
序論 なぜ図面は必要なのか
第1章 立体を1枚の紙に表すルールを学ぶ
第2章 図面から立体をイメージする
第3章 補助となる図法を学ぶ
第4章 図面用紙の構成
第5章 寸法表示を読み取る
第6章 公差を読み取る
第7章 表面粗さを読み取る
第8章 その他の表示を読み取る
著者等紹介
西村仁[ニシムラヒトシ]
1962年生まれ。神戸市出身。Jin Consulting(ジン・コンサルティング)代表。生産技術コンサルタント。1985年立命館大学理工学部機械工学科卒。2006年立命館大学大学院経営学研究科修士課程修了。株式会社村田製作所の生産技術部門で、電子部品組立装置や測定装置等の新規設備開発を担当し、村田製作所グループ全社への導入設備多数。生産工程設計、工程改善、社内技能講師にも従事。2007年に独立し、製造業およびサービス業での生産性向上支援、および技術セミナー講師として教育支援をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Lee Dragon
27
平面から立体をイメージする作業について、レゴブロック方式と積み木方式の二種類が提示されていて、これは小学校の算数で教えていい内容だと思った。演習問題もあって良い頭のトレーニングになった。図面の知識がなくもある程度はわかるのだけど、JIS規格や規格公差など細かいことを拾えてよかった。2018/04/22
balanco
2
建築図面や製品の単品図は今まで接してきたけど、部品図はあまり目にしたことがなかったので勉強の為に読みました。西村先生に他の本と併せて読むとより一層理解が深まると思いお勧めします。奥付をみたらロングセラーなんですね。2017/08/30
カンジ
2
図面なんて中学校の製図依頼ノータッチだったので、まずは初歩から。キリ穴での表記は、ドリルであけることを指定しているとは、知りませんでした。NC加工をしていますが、いつもきれいにあけようと思って、エンドミルであけてました。たしかにその穴径のドリルであいていれば精度が問われないなら、ドリルの方が楽ですね。でもまあエンドミルの方が送り速度が早い場合もあるから、時と場合によるのかな。2016/01/29
エネ
1
【本棚整理】2023/04/24
Iron Patriot
1
読み物のようにスラスラ読めました。例えば穴の加工の場合、キリはその指定したドリルを使用することを指定し、加工後の寸法はいとわないためコストが安い、それに対してφは加工後の寸法の事なので精度が必要でコストが高いなど、図面に描かれていることを翻訳して理解するとこが必要なんだと納得しました。2016/07/16
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