出版社内容情報
契約業務担当者にとって民法の理解は必須ですが、OJT での習得は困難です。そこで本書では、企業法務の担当者を対象に、実例や判例を用いながら、現実の取引の進行に従って解説していきます。
契約の性質やテクニックを説明するとともに、各種の契約に固有の注意点をわかりやすく説明し、改正民法対応の契約の基本を身につけます。さらに、企業法全体の体系や契約書作成上の注意点、紛争処理の流れについても適宜触れます。法律知識に自信がないビジネスパーソンでも、民法の知識が整理・理解できる 1 冊です。
内容説明
契約書の雛形を参照しながら、留意点を解説。改正民法施行後1年の実務運用を踏まえた契約の基本を網羅。法律知識に自信がなくても、民法の知識を整理・理解できる。
目次
第1部 総論(民法と契約の関係;契約締結前の法律関係―契約実務における信義則(1条2項)の反映
契約における基本法理―法律行為を中心に
契約の解釈と効力
契約の終了と履行強制)
第2部 各論(売買基本契約書;秘密保持契約書;株式譲渡基本合意書;不動産賃貸借契約書;システム開発委託契約書;特許権譲渡契約書;特許権実施許諾契約書;販売店契約書;販売代理店契約書)