チームワーキング―ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方

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チームワーキング―ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784820728740
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C2034

出版社内容情報

“すべてのひとびとに、チームを動かすスキルを! ニッポンの「チーム」を、アップデートせよ! "

あなたのチームでは、こんな病に罹っていませんか?
×「目標って何だっけ」?病
× 役割分担したはずのタスクがまったくつながらない病
× フィードバックより仲良し病
× 振り返れば、誰もいない病
× 最後はいつもリーダー巻き取り病

チームワーキング(Team+Working)
必要な3つの視点
1 チーム視点 : チームの全体像を常に捉える視点
2 全員リーダー視点 : 自らもリーダーたるべく当事者意識をもってチーム活動に貢献する視点
3 動的視点 : チームを「動き続けるもの、変わり続けるもの」として捉える視点

求められる3つの行動原理
1 Goal Holding(ゴール・ホールディング) : 目標を握り続ける
2 ask Working (タスク・ワーキング) : 動きながら課題を探し続ける
3 Feedbacking (フィードバッキング) : 相互にフィードバックし続ける


世の中は、「個人の独力だけ」では達成できない物事であふれています。世の中の物事の多くは、「一匹狼(ローンウルフ)」によって成し遂げられるものではありません。だからこそ、私たちは、他者とつながり、タスクをつなぎ、物事を達成しようとします。この世界は「チーム」で満たされています。

また世界は、大小さまざまなチームによる営み、いわゆる「チームワーク」によって成り立っています。異なるチームが重層的に重なり合いつつ、必要なタスク・作業を分担しながら、社会を成り立たせているのです。
すなわち社会は「チーム」と「チームワーク」に満ちています。

しかし「チームワーク」は、人類史上、最大の難問(アポリア)の1つでもあります。
みんなが集まれば何となくチームができ、みんなでやれば何となく「よいチームワーク」が生まれる、などということはまずありません。
どんなに優秀なメンバーが集まったとしても、お互いに、いがみ合い、最低のクオリティの仕事しか達成できない、といったこともしばしば起こることです。人が集まれば、いつだって自分の思い描いた通りにはいかず、想定外の出来事が起こるものです。
みんなのめざしている方向がバラバラだったり、リーダーだけが独走してしまったり、コミュニケーションがうまくいかなかったり、表面上はうまくいっているように見えてもどこかお互いの心が通い合っていないように感じられたり……。

皆さんがこれまで経験したチームでの出来事を少し振り返ってみても、思い当たる節はあるのではないでしょうか。
チームワークとは、ひとびとにとって必要な社会的営みでありながら、私たちの頭を悩ませ続ける「難問」の1つなのです。

目次

序章 ニッポンの「チーム」をアップデートせよ!
第1章 なぜ、日本の職場がうまく回らなくなってきたのか
第2章 チームは常に「動き・変化」している チームワーキングとは何か?
第3章 目標を設定するのではない、握り続けるのだ ケースとデータで学ぶGoal Holding
第4章 「何が解くべき課題」なのかを、動きながら探し続ける ケースとデータで学ぶTask Working
第5章 チームのために思ったことをはっきり伝える ケースとデータで学ぶFeedbacking
第6章 すべてのひとびとに、チームを動かすスキルを!

著者等紹介

中原淳[ナカハラジュン]
立教大学経営学部教授。立教大学大学院経営学研究科リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任。博士(人間科学)。専門は人材開発論・組織開発論。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授等を経て、2017年‐2019年まで立教大学経営学部ビジネスリーダーシッププログラム主査、2018年より立教大学教授(現職就任)。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発について研究している。一般社団法人経営学習研究所代表理事、特定非営利活動法人Educe Technologies副代表理事、認定特定非営利活動法人カタリバ理事、一般社団法人ピアトラスト理事。専門性:人材開発・組織開発、趣味:人材開発・組織開発、特技:人材開発・組織開発

田中聡[タナカサトシ]
立教大学経営学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なっぱaaua

22
チームワーキングか、成程。人材マネジメントではいろいろ参考にさせて頂いている中原先生の本。事例も分かり易く何故チームがうまく回らないのかがしっかり分かるのがポイント。コケるチームはフィードバックしなくなるとか仲良し信奉がデスマーチになるとか、そうだなと思えることが多々あってこれはメンバーに伝えたいなと。とにかく出来る人に任せてフリーライドしているチームはまず成功しないよね。それには傾聴と批判禁止、分からないことをほったらかしにしない、意見をしっかり言って日々の人間関係には持ち込まないというのは本当に大事。2021/04/05

あつお

11
全体最適の本。 個人の力の和以上の成果を出すのが理想的なチーム。その為の主な内容は①ゴールの共有、②リーダー視点、③フィードバック。①について、何をするにも目的や背景の共有が不可欠。ただ、業務内容だけを伝えても、理由が分からなければ細部でズレが生じる。②について、全員が鳥の目で視るような俯瞰的な目線を持つべき。地面を這うような低い目線では、メンバー同士で齟齬が生じる。③について、仕事は仲良しになる事ではなく、成果を上げるのが目的。一時的に嫌われても適切なフィードバックが必要。 チームの為に行動したい。2023/03/20

ひさちゃん

6
著者の一人・中原淳の本は、これまでもよく読んでいるが、その軽快な表現とデータに基づいて論述される内容にたくさんの示唆をもらえている。この本もしかり。同調圧力にがんじがらめで年功序列の「チームワーク」ではなく、組織を構成する一人一人が3つの視点をもち、3つの行動原理に基づく「チームワーキング」がこれからは成果を出していけるということが参考になった。2021/10/28

たくみくた

5
29冊目。チームを機能させるためには、いかに個業化、ブラックボックス化を避けるのかが味噌だと解釈した。それぞれが自分の仕事だけに集中すると、チーム視点を失ったり、お互いに対してフィードバックをしないようになる。オープンなコミュニケーション(必要以上に個別チャットしない)、業務に「のりしろ」を持たせることがポイント。2021/04/04

難波猛

4
#読書 ◆社会はチームとチームワークに満ちている ◆チームを動的なworkingと捉える ◆タックマンモデル=form、storm、norm、perform ◆全員リーダーシップ(シェアドリーダーシップ) ◆目標を握り続ける、課題を探し続ける、相互フィードバックし続ける ◆対話から議論で目標を統合する ◆目標にコミットし続ける、参加感を高める、エースに依存しない、目標の見直しと再設定 ◆タスクワーキング→課題を徹底して議論する、問題の定義と課題の特定 ◆チームリフレクション→課題の内省と議論2023/03/29

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