出版社内容情報
「記者トレ」は、毎日新聞社が開発した新しい教育プログラムです。新聞記者の仕事で必要とされる情報を集める力、人から話を聞き出す力、文章で表現する力を身につけることを目指しています。
前半では記者のスキルを45個の必勝パターンに分解して解説し、後半ではそのスキルを身につけるために実際の事例を通じて学んで生きます。文章を書く力のみではなく、インプット、アウトプットのサイクルを通じて総合的な社会人としてのスキルを伸ばすことができる一冊です。
内容説明
新聞記者が日々実践している45の「必勝パターン」を学び、世の中への感度を高め、インプット・アウトプットの「わざ」を磨く!
目次
第1部 「記者トレ」で磨く!生きた現実を捉える力(新聞記者の基本姿勢;取材時の心構え;原稿執筆時の心構え)
第2部 実践!「記者トレ」カリキュラム(見出しをつける;伝える力―表現力;事実を伝える;インタビュー記事を書く;特集記事を書く)
著者等紹介
井藤元[イトウゲン]
京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、東京理科大学教育支援機構教職教育センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
4
期待していた内容とやや違いましたが 記者を目指す人には参考になるかと。2020/12/13
まこ
2
興味、人脈を広げ、うまい文章を詠みあえて疑う。 問題を提起し読み手を意識する。2021/07/14
Kumi
1
記者ではないけれど。 観る力、聴く力伝える力は学びたいのです。 それに加えて、想像する力も。 記者の方がこんなに見えない部分で沢山の隠し包丁を入れて 一つの記事を完成させているとは。2020/12/27
たかむら
0
タイトルに興味を持って手に取ったものの、なんか期待したのとは違う。「観る力、聴く力、伝える力」を養うというよりも、記者がどうやって記事を作っているのか、地方局のアナウンサーがどんな風に取材し、伝えているのかといったお仕事紹介に近い。 文章で伝えるために気をつけるべきことのほんの表面部分が分かるので、本気で記者になりたいと思い始めた人や、伝える仕事やレポートを書く大学生にも参考になる。 ただ、本の主旨、タイトルを新聞記事のようにきっちりと合わせてほしい。その点で、信頼性が落ちた。2021/01/30