出版社内容情報
「講師・インストラクターのバイブル」とも評される「参加者主体の研修」シリーズ第4作。
講師のスキルというと、話術やプレゼンテーション方法などが重視されがちです。しかし、研修本来の目的は「ビジネス上の成果につなげる」こと。そのためには、参加者が主体的に学ぶ場を生み出すことが欠かせません。
主体的な学びを促し、研修参加者の学びをサポートするうえで、「ファシリテーション」のスキルは大きな役割を占めます。
学びの場面に必要なファシリテーションのスキルをまとめました。主体的な学びを実現するうえで必読の1冊です。
内容説明
“主体的な学び”を促進する!世界30カ国で実践される参加者主体の研修手法。ファシリテーションのデザイン+問いかけ+運営スキル。成果につながる!研修の満足度が高まる!「対応が困る場面」が少なくなる!「研修ファシリテーション」を取り入れる3つのメリット。
目次
第1章 効果的な学びをつくる研修ファシリテーションの基本(なぜ、研修にファシリテーションが必要なのか?;「ファシリテーター」としての講師の役割;参加者の主体性を引き出す基本原理)
第2章 ファシリテーションをデザインする(アクティビティをデザインする;問いかけをデザインする;学習効果を高める場をデザインする;安心して学べる関係性をデザインする)
第3章 ファシリテーションを実践する(アクティビティ・ディスカッションを効果的に運営する;アクティビティ・ディスカッション中のファシリテーション;シーン別・研修ファシリテーションの実践;アクティビティ・ディスカッション後のファシリテーション)
第4章 ファシリテーションの応用―難しい場面・難しい参加者への対応(難しい状況・場面への対応;対応が難しい参加者への接し方)
第5章 研修ファシリテーションの効果測定(研修ファシリテーションの質・効果を振り返る)
著者等紹介
中村文子[ナカムラアヤコ]
ダイナミックヒューマンキャピタル株式会社代表取締役。ボブ・パイク・グループ認定マスタートレーナー。神戸市外国語大学を卒業。P&G、ヒルトンホテルにて人材・組織開発を担当後、2005年にダイナミックヒューマンキャピタルを設立。クライアントは製薬、電機メーカー、保険・金融、ホテル、販売・サービス業、さらには大学・学校と多岐にわたる。講師・インストラクター・社内講師養成、研修内製化支援に注力。教育制度構築、階層別研修、コミュニケーションスキル研修などの分野でも活動中
パイク,ボブ[パイク,ボブ] [Pike,Bob]
ボブ・パイク・グループ創設者・元会長。20冊以上の著書をもつ。「参加者主体」の研修手法は全世界30か国以上で12万人以上が受講している。アメリカで優れたスピーカーに与えられる称号CSP(Certified Speaking Professional)をもち、人材開発の世界的機関ATD(Association for Talent Development)ではレジェンダリー・スピーカーとして称えられている。人材開発、講師養成の分野で50年の経験をもち、2007年には、人材育成分野でもっとも影響を与えたリーダーに贈られる賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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けんとまん1007
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