出版社内容情報
この本によって、あなたの仕事や人生は大きく変わるかもしれません。どんな困難やトラブルも論理的に乗り越えられる「問題解決」の方法がストーリー形式でシンプルに理解できるようになるからです。
論理的に考えるクセが身につき、論理的な結論に基づいた行動ができれば、あらゆる問題は最短距離で解決していきます。そんな問題解決力を誰にでもやさしく身につけられるように「ペヤングソースやきそば」を題材にして学んでいきます。
ところで、なぜペヤングソースやきそばが問題解決につながるのでしょうか?
それは、カップやきそばを選び、作り、食べるまでのプロセスを分析すると、問題解決の手法をとてもわかりやすく説明することができるからです。
本書では、露地くん、出来内くん、井ノ辺さんという、同じオフィスで働く3人がお昼休みの昼食を何にするかを相談するところから問題解決の物語が始まります。
●昼食をペヤングに決定するまでに「論理的思考」を使います。これが問題解決の最短コースをあぶり出す力になります。
●ペヤングを買いに行き、作るまでに「プログラミング的思考」を使います。これが問題解決の手順を効率化する力になります。
●マニュアルどおりではない食べ方の発見には「イノベーション的思考」を使います。これがまったく新しい問題解決の道を発見する力になります。
小学生が学校でプログラミングを習い、アクティブラーニングの授業を受ける時代です。これが意味するところは、自分の頭で考え、自立的に行動することがよりいっそう求められる社会になるということです。そうした時代では、言われたことをただ「ハイ!」とさえ言っていれば「まじめ」と評価されることはなくなります。論理的な問題解決の力がより重要になってくるのはこうしたことが背景にあります。
予測不能なことが頻繁に起こる現代、私たちの身近なところでもいつ何が起きるかわかりません。そうした場面に遭遇したとき、ひるまずに粛々と問題や課題に対処していく力を身につけられるよう、誰でも簡単にわかりやすく学べるようにできればと、そんな思いを込めてこの本は書かれています。
内容説明
露地くん・出来内くん・井ノ辺さんの3人がランチをどうするかで問題は起こった!お昼の休み時間に3人の同僚はオフィスでこってりしたソース味のものが食べたくなった。何を選び、どこで買い、どう作るか…。このプロセスを合理的に進めることこそ「問題解決」なのだ!
目次
1時間目 論理的思考を学ぶ(論理的思考ってわかりやすく言うとなんだろう?;カップやきそばが食べたい;どんどん広がるやきそば案 ほか)
2時間目 プログラミング的思考を学ぶ(プログラミング的思考ってわかりやすく言うとなんだろう?;ペヤングを買いに行く;ペヤングを作る ほか)
3時間目 イノベーション的思考を学ぶ(イノベーション的思考って、なに?;イノベーションを阻む原因を乗り越える!;イノベーション的思考法を取り入れよう ほか)
著者等紹介
谷藤賢一[タニフジケンイチ]
株式会社C60代表取締役、SeedsBox代表(天文)、「子ども社会塾」塾長、GCDF‐Japanキャリアカウンセラー。1968年東京都小金井市に生まれる。学生時代よりプログラミングを始め、日本大学生産工学部在学中からベンチャー企業でシステム開発業務に従事。卒業後はITエンジニア、営業マン、人事マンと幅広い業務に従事し、キャリアカウンセラーの資格を取得。大手人材企業にて若手エンジニアの育成、若年者就職支援など、支援した人数は1000人を超え、その取り組みはテレビ東京ワールド・ビジネス・サテライトで放送される。2009年株式会社C60を立ち上げ独立。大人向けプログラミング教室の受講者は3千人を超える。大人の教育、就労支援をするほどに子ども時代からの教育の重要性を感じ、プログラミングに加え、人生で大事なことを教える寺子屋「子ども社会塾」を茨城県つくばに開校する。また、天文家としての顔も持ち、自ら開発したプラネタリウムソフト「SUPER STAR」は世界23ヵ国に販売され、5万人を超えるユーザーを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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