出版社内容情報
ミネルバ大学は「授業は全てオンライン」、「校舎はなく世界7都市を移動しながら学ぶ全寮制」など異例づくしの2014年開校のベンチャー大学です。設立から4年間で2万人の入学希望者を集め、トップエリート大学の仲間入りを果たした最難関の未来の大学は、1年次を終えた学生の問題解決力が全米の上位1%に入るという圧倒的な教育結果も出しています。
本書はこうした結果を導いたミネルバ大学が1年次に提供する、未知の世界でも適切な意思決定を導ける思考習慣「実践的な知恵」のコンセプトを解説したものです。情報判断力、問題解決力、情報発信力、統率・協調力といった、トップエリートの学生たちが習慣として使いこなす思考の視点を、著書の独自の解説と事例で説明します。
内容説明
先の見えない変化の時代―求められるのは、最適な判断と行動を起こす能力。それを可能にするのは専門的ではなく、職業的でもない。世界を広く理解するための汎用的なスキルと知識の集合である。世界中から熱狂的な支持と絶賛を集める驚異のベンチャー大学が用意した世界を見通し、知識の連鎖を生む思考習慣とは―?
目次
第1章 アイビー・リーグを超える驚異の大学ミネルバ
第2章 これからの世界を生き抜くための「実践的な知恵」とは?
第3章 情報を検証する
第4章 認識の差を埋める
第5章 判断の優先順位をつける
第6章 問題を分析する
第7章 問題を解決する
第8章 情報を発信する
第9章 統率/協調する
著者等紹介
山本秀樹[ヤマモトヒデキ]
東レで高機能化学素材を用いた新規用途開発を担当。ケンブリッジ大学にMBA留学後、外資系経営戦略コンサルティング勤務を経て、3M Japanでフィルター製品、研磨材製品事業部のマーケティング部長を務めた後に独立。AMS合同会社代表として、主に新製品の市場開拓、新規用途開拓支援を行う。企業での業務と並行して、学生のキャリア構築支援を10年以上提供してきた。2015年から2017年までミネルバ大学の日本連絡事務所代表を務め、同校の日本での認知活動を実施。現在は世界や日本の教育の先端事例を紹介するDream Project Schoolを運営している。慶應義塾大学経済学部卒業 ケンブリッジ大学経営管理学修士(MBA)元Minerva Schools at KGI(ミネルバ大学)日本連絡事務所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
かに
ひな
snake
-
- 和書
- 口腔衛生学 〈2016〉